向精神薬と抗精神病薬の多剤併用が、知的障害者の活動を抑え込む!

PAK86_ashiatobiz15191628-thumb-autox1600-18321

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

私はかつて「知的障害者の入所型施設」で働いていました!

 

そこにいた「1人の利用者さん」が、私の中で物凄くインパクトに残っています。

その利用者さんを通して「向精神薬」がいかに強力なものか実感しました!

 

スポンサーリンク

知的障害者施設で出会った「異色の人」!

私はかつて「知的障害者の入所型施設」で働いていました。

入所型っていうのは、利用者はみんなそこで暮らしてるって事です。

 

基本的にみなさん動きは多くて、そこには色んなタイプの人がいましたよ!

連日のように「ゲイや暴力」といった問題を起こす人もいれば・・・「食便」が大好きで便をまき散らす人もいますし笑

 

まあ中には、大人しくて手のかからない方もいましたけどね。

 

そんな施設の利用者さんの中でも、明らかに異色な方がいました。

こんな例えは失礼ですけど・・・当時の私の目には「ロボット」のように映りましたね。

 

スポンサーリンク

1人じゃ何も出来ないし、言葉も話せない?!

私が気になっていた方っていうのが、35歳くらいの男性利用者でした。

 

この利用者さんは「言葉は発しないし、動かない」って感じでした。

まず座ってる状態から一人で立ち上がる事はできません。

 

一度身体を持ち上げて、手を引いてあげればよちよち歩きは出来るぐらいでしたね。

でも一旦転ぶと、一人では起き上がれない笑

 

食事はスプーンで口まで運んであげると「咀嚼だけ」は自分でしてくれる。

いっくん
こちらが声掛けしても、反応はほとんどありません!

だから何をしていても「喜怒哀楽」が垣間見えないし・・・ごくたまに喉の奥から「うなり声」を上げるぐらい笑

 

なんとなくの状態は伝わったかと思います。今回の話はここからが重要です!

 

ずっとその状態で過ごしてきたのか・・・?

私はこの利用者さんと初めて会った時には、けっこー衝撃的だったんですよね。

いっくん
知的障害だけじゃなく、身体的にもここまで不自由な人がいるんだな・・・!

だって知的障害だけでも大変なのに、そこに身体的な不自由さも加わるとね。

家族には想像を超える大変さがあるワケですよ。

 

生まれた時からずっと続いているとしたら、家族がどれだけ大変か容易に想像できるのでね。

「この人の家族は、身体も動かせない息子に色々と思う事があったんだろうな」って思ってました。

 

しかしそれが、全然見当違いだったと気付くことになります。

それを知った時には驚愕過ぎて、理解が追いつかなかったです。

 

スポンサーリンク

かつては「暴力」をふるう事で有名だった?!

他の施設では「暴力的な利用者」として有名だった?!

この利用者さんって、うちの施設に来る前は他の施設に入所していたんです。

 

私は他の施設の「お祭り」に参加した時に、そこのスタッフと話す機会がありました。

それで色々話していたら、その利用者さんの名前が出たんですよ!

 

そして衝撃的な事実を知りました・・・

なんとそこでは「他の利用者や職員に暴力を振るうことで有名」だったそうなんですよ!

 

それを聞いた瞬間の私は・・・

いっくん
いやいや、そんなわけないでしょ笑 絶対別の人と勘違いしてる!

でも、後で自分の施設に戻って「先輩スタッフ」に確認したら、これが「本当の話」でした。

 

かつては自由に動き回れていた!

この利用者さん、以前は「ヒステリー」持ちで、頻繁に暴力を振るう人だったそうなんです

 

細身だけど身長は180センチ位あるし、年齢もまだ若いので恐怖でしかないワケです。

それで両親は手に負えなくなって、施設に入所させる事を決めたそう。

 

でも施設のスタッフも、もちろんその利用者には手を焼いていたそうで。

精神科でそれを伝えたら医師が「向精神薬の量」をどんどん増やしていったんですって・・・

そしてその結果、今ぐらい大人しくなったらしいんですよね。

 

薬で無理矢理、活動レベルを下げた?!

この話を聞いたら、普通の人なら「え!?」って思いますよね。

向精神薬の量を増やしまくって、暴れてた人がここまで大人しくなったんですから。

 

かつては暴力を振るえるぐらい動き回れてたワケで。

さらには「最低限の会話」も出来ていたそうなんですよ!

 

それが今や言葉も出せなくなって、動くこともままならないなんてね。

いっくん
それってヤバいんじゃないの・・・?

最初聞いた時には、理解しようとしても全然イメージが湧きませんでした。

常に身体が小刻みにプルプルしてて、よだれを垂らしてる現在の利用者さんの姿からは想像できませんでしたからね。

 

あまりにも信じがたい話だったので・・・その方の「お母さん」が面会に来た時にもそれとなく確認しましたけど。

「事実」に違いはなかったです。

 

薬で人間らしさを「抑え込む」怖さ!

それにしても、別人の様な変わりっぷりには本当にびっくりです!

その利用者は、薬を飲まなければ本来の自分でいられるけど。

 

そうすると周囲には害でしかない「暴力」となって力を発揮されちゃう。

かといって向精神薬でその人の活動レベルを完全に抑え込むのもどうなのか・・・

 

一言ではどうとも言えない難しい話ですよね。

しかし、肝心の家族は大人しくなった現状のままでいる事を望んでいるとのこと。

 

私が思ったのは・・・「薬を止めたら、また暴力をふるい始めるのかな?」って事です。

 

そうなった時を想像するとマジで怖いですよね。

これまで溜め込んでいたモノがすべて爆発しそうだし・・・!

 

いっくんのまとめ

今回は、知的障害者施設で出会った利用者さんを通した話でした!

一見すると「無口」「無表情」「身動きもとれない」って感じの障害者がいたとして・・・

 

これまではそれを「そういう障害なんだろうな」ってすぐに判断していたけど。

「向精神薬」でここまで活動が下がるケースがあるとは思いませんでした。

 

薬ってホントに怖いですね。でもまあそれ以上に・・・

自分の都合で人をコントロールする「人間」も恐ろしいですけどね。

知的障害者施設の仕事内容・利用者さんについて!【まとめ】

2018.03.20