【臨床検査技師】細菌(塗抹、培養・同定、薬剤感受性)検査担当の1日。

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

 

私は病院で働く臨床検査技師です。

総合病院で「細菌検査」を担当してましたよ!

 

同業者からも、細菌検査室ってあんまイメージが湧かないらしいので。

どういった仕事の流れか、私の働いてる病院を一例にして説明していきますね!

 

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細菌検査の仕事の流れを知りたい方へ!

細菌検査とは?!

私は病院で臨床検査技師として働いています!

 

病院で色々な検査を担当してるのが臨床検査技師ですけど・・・

病院の臨床検査部門って、大きく分けて3つあるんです!

 

検体検査部門生理検査部門病理部門って感じですね。

 

それぞれの部門で検査室が分かれてるんですけど、細菌検査は検体検査に含まれてました!

今回は「細菌検査」に絞ってお話ししますね。

 

細菌検査の内容としては・・・

「塗抹、培養・同定、薬剤感受性、遺伝子検査」までを院内でやりますよ!

 

細菌検査の仕事の流れが知りたい方へ!

今現在学生で臨床検査技師を目指してる人とかは・・・

細菌検査の流れってけっこー気になるはずなのでね!

 

まあ「施設の規模」や「診療科の多さ」で検査体制は違うので、一概には言えませんけど。

 

そこそこ大きい総合病院で働く私の一日で説明していきますよ!

毎日どんな感じで仕事をしてるか参考にしてください。

 

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細菌検査の1日の流れ!

私が細菌検査をやってた当時の1日を書いていきますね。

 

急性期の忙しい病院でしたけど、細菌検査もけっこー忙しかったです!

この当時のルーチンはこんな感じです。

8:00 出勤

多くの病院の出勤時間は8時30ですけど、私は毎日8時に出勤していました。

 

細菌検査は朝早く出勤する必要性はなかったんですけど。

朝は検体検査が病棟や外来の血液検査とかでバタバタしてたのでね。

 

朝早く来てそっちを手伝ってましたよ!

部屋は違ったけど、同じ部署だしフォローし合うのが大事って事ですね笑

 

ちなみに夜間帯は、当直者が細菌検査の検体の受け取りをしてくれてるので。

 

もし出勤した時に検体で気になるモノがあれば・・・

日勤の仕事が始まるまでに当直者に確認したりしてました!

 

8:30~12:00 午前の仕事

8:30になると外来がスタートします!

つっても細菌室は外来の忙しさとはほぼ無関係です笑

 

仕事の流れとしては・・・

朝一ではまず血液培養のボトルが陽性になってないかチェックします!

 

っていうのも、細菌検査室においては危惧すべきは「敗血症」なのでね。

血中に細菌が検出される状態だと、突然死に繋がる恐れがあるので。

(前にメディアで話題になった人喰いバクテリアも、死因は敗血症ですからね)

いっくん
もし陽性だったら直ちに担当医に報告します!

あとは自分が前日に帰った後に提出された検体を使って・・・

培地に塗っていく作業と、グラム染色、蛍光染色をしていきます。

 

それと同時並行で、前日以前にやってた細菌検査の続きをこなしていく感じですね!

前日以前に仕込んでおいた培地には、菌がコロニーを形成してるので。

 

それを使って分離培養や、感受性試験を進めていくワケです!

 

ちなみに院内でやる感受性は「マイクロスキャン」のパネルを使うので・・・

写真みたいに手動でやることはほぼ無かったですね。

 

結果に関しては「1日目培養」「2日目培養」って感じで電子カルテに入力していきまよ!

 

細菌検査は日数がかかるので、迅速性は低いように思えますけど・・・

結果を心待ちにしてる臨床の先生もいるのでね。

 

できるだけ早く結果を送るように、組み立てて仕事をしていきます!

午前中はけっこーやること多くて忙しい時間ですね。

 

12:00 休憩

お昼頃になったら、休憩を1時間挟みますよ!

細菌室も1人は常駐してないといけません。

 

外来や病棟から「ガフキー検査」や「グラム染色」の至急の検査が出ることもあって・・・

それぞれ検体が到着してから30分以内に結果を報告するのがノルマでしたよ。

 

だから交代で休憩に入ってましたよ!

 

13:00 午後の仕事

お昼を過ぎると外来の方が落ち着くんですけどね。

細菌室にはあまり影響はありません笑

 

午前中に終わっていない検査の続きを進めるのと、当日に提出された検査をやっていきますよ!

 

病棟では入院患者の検体が採取できたタイミングで持ってくるものなんですけど。

夕方になってからまとめて持ってきたりします・・・笑

いっくん
夜勤看護師への引き継ぎ直前に、慌てて採取してるんでしょうね!

細菌検査のスタッフからすれば「いやもっと早く持って来てよ!」って思うし・・・

病棟の看護師から言わせれば「日中は取れなかったんだから、仕方ないでしょ!」ってなるやつです笑

 

16:00~17:00 検査センターに外注検体を渡す

夕方になると、外注先のスタッフが検体を回収に来ます!

どこの病院でも、自施設でできない検査項目は外部の「検査センター」に外注するのでね。

 

細菌検査でも特殊なオーダー内容に関しては、塗抹した培地そのものを外注してましたよ!

 

回収に来た集荷スタッフに検体を預けて、依頼項目と採取容器が間違ってないかとか・・・

検査室の中で確認してから持ってってくれるので、それを見届けます!

 

17:00 終業業務

検体検査や生理検査では、外来が終わったタイミングで終業業務に入りますけど・・・

細菌検査室には関係ないのでね笑

 

その日にやるべきノルマが終わったら帰ってましたよ!

 

終業業務では清掃をしっかりやっていきます!

安全キャビネットの中は紫外線照射もしますけど・・・汚れは物理的に除去するしかないし笑

 

部署が部署だけに、できるだけ清潔っぽい雰囲気に保つようにしてました笑

ちなみに帰るのは17時過ぎるのが普通でしたよ!

 

それ以降に出た検体に関しては、当直者に受け取りだけお願いしてもらいます。

 

17:00以降 委員会活動

どこの病院でも「委員会活動」があります!

つってもこれは月に一度開催とかで、毎日あるわけじゃないんですけどね。

 

私は細菌検査担当の時には「ICT」をやってたので、そのための資料作りとか地味に大変でしたね。

 

先輩が作ったひな形となるフォーマットはあるけど・・・

電子カルテを患者1人ずつ開いて確認していく作業があるのでね。

時間は膨大に吸い取られていく感じでした笑

 

委員会活動って各部署から選出されるのでね。

みんなが来れる時間帯に開かれるので、17:30~っていう時間設定になりがちでしたよ。

いっくんのまとめ

今回は、細菌検査担当の1日の仕事の流れでした。

 

細菌ってそもそも病院での配置人数自体が少ないのでね。

臨床検査の中ではけっこーレアな部署だと思います。

 

他の部署も体験してみた感覚としては、その他の検体検査病理に比べればゆとりはありました!

 

まあ生理よりは忙しかったですけどね。

もちろんこれも施設に寄るので一概には言えませんけど!何かの参考になったら嬉しいです。

臨床検査技師の仕事内容・就職先・給料について!【まとめ】

2017.05.05