臨床検査技師の「当直業務」の大変さをリアルに説明します!

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

 

私は病院で働く臨床検査技師です。

やる気のある新卒の臨床検査技師とかって、急性期病院で働きたがりますよね。

 

急性期病院で働く検査技師には、当直業務がつきものです!

夜中に1人で検査をやるのってけっこー大変。

 

今回は当直業務の大変さについてリアルにお話ししますね!

 

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急性期病院に就職すると当直がある!

急性期病院で働くと、必ず待ってる当直業務!

私は病院で臨床検査技師として働いています!

 

施設によって当直が始まるまでの研修期間はバラバラですけど・・・

私がいた施設では、入職して4か月目から当直デビューしました。

 

ちゃんと教育プログラムがしっかりしてるところでは、6か月で当直入りとかですね!

 

当直帯にやらないといけない最低限の検査として・・・

検体検査は「血算、生化学、免疫、凝固、血糖、輸血、イムノクロマト(インフルやCDトキシンなど)

生理検査は「心電図」って感じですね。

 

細菌検査と病理検査に関しては、検体を預かっておくってスタイルがほとんどだと思います。

翌日に専属スタッフに引き継ぎだけする感じですね。

 

当直はけっこー過酷です笑

当直に入れるように、最低限のルーチンはこなせるようにならないといけないので。

みんな自分の担当検査を覚えつつ、準備に備えるワケですね。

 

ちなみに当直って、仮眠時間が設けられてない施設がほとんどなので。

検査が出れば仕事しなきゃだし、もし出なければその間だけ休むことができるってシステム。

 

まったく眠れない日も普通にあるので、最初から寝ないつもりで働きますけど笑

大事な業務だから気を緩めることもできないし、ただひたすらに苦行に耐えるしかない。

 

この働き方が全国各地の病院でみんなやってると思うと、純粋に「すげーな」って思いますよ。

 

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当直業務を始めて大変だったこととは?

当直に限って変な検体が来る笑

当直に限って、日中にはあまり出ないような変な検体が出たりするんですよね・・・笑

 

生化学に関して値が振り切ってたりね!

その場合は「測定器での自動希釈」か「マニュアルでの希釈」で再検査すればいいだけだけど・・・

 

それを夜中の2時、3時にやるのがけっこーツラいんですよ笑

当直中って検査結果が出るまでは落ち着かないのでね。

 

フィブリンが酷い場合もそうだけど、再検査の再検査って感じになったりすると・・・

15分×3回=45分ちょい、気が休まらないことになります。

 

血液検査と心電図がたくさん入るとパニック!

患者さんが救急車で運ばれてきたとして・・・

当直医から出されたオーダーが血液検査全般と、心電図だったとしますよね。

 

もし胸痛を訴える患者さんなら、もちろん最優先で心電図をとります!

そのあとに血液検査を処理していく感じですね。

 

「入院目的のため」とかで、心電図を急ぎでやる必要が特になければ・・・

わたしは血液をまず先に処理します。

 

なぜなら血液検査は測定に時間がかかるのでね!

生化学だって、最短で検査結果を出すのに30分ぐらいかかるし。

 

まずは救急外来から血液をもらって検査室に戻り・・・

血液を遠心機にかけてる間に、また救急外来に行って心電図をとる。こんな流れになります!

 

 

ちなみにこの流れはごく普通のことなので、全然大変ではないんですよ。

 

問題となってくるのが、患者さんが立て続けに運ばれてくるケースです・・・!

血液検査&心電図が3件ぐらい連続して入ると、さすがに仕事を回すのがめっちゃ大変になります笑

そこに輸血のオーダーとか入ったら手が回りません。

 

大学病院とかになると、当直が技師数名体制だったりしますけど。

私は当直1人体制の病院で働いてるのでね。

 

血液検査と心電図のコラボが続くと大変になるのを覚悟しておきましょう!

 

検査結果を確定し忘れて、看護師からクレーム!

検査結果を確定し忘れることがあります。

やっちゃいけないけど、これはけっこーありがちなミスですよ笑

 

仮眠中に夜中3時ぐらいに起こされて、ボーっとしつつ検体を遠心して測定機にかけて・・・

そのまま結果をすべて確定せずに、気付いたら1時間ぐらい経っちゃってるっていうね。

 

寝ぼけてるパターンは完全にこっちが悪いやつです笑

 

でもちゃんとした理由がある場合もあって・・・・

「緊急輸血(サイレン有り至急)」とかが入ると、どうしても輸血検査&クロスマッチが優先になります!

 

そうすると生化学や尿検査は優先順位として後回しになりがちです。

それで看護師から電話がかかってきて・・・

「〇〇さんの検査結果ってまだですか?!」って感じで怒られる流れです笑

 

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機械のエラーが起きると最悪です。

夜中に機械トラブルが起こる可能性もある笑

私はかつて、血液ガスの測定器が詰まって測定不可になった経験があります。

 

原因は採取した血液が既に一部凝固しちゃってて、血液を吸引した時に流路に詰まったワケです。

こうなると他の検体が測定ができなくなって最悪なことになります・・・!

 

その最悪な事態に遭遇したのが、技師1年目の当直でした。

 

血液ガスって、単発で出ることの方が多いですけど。

中にはオペに際して、夜中に一定の間隔で連続して血ガスが出ることがあるんですよね。

 

詰まりのエラーに気付いてから、自分でどうにかしようとしたけどダメだったので・・・

夜中だけどそっこーで上司に連絡しました。もうや汗だらだらでした笑

 

そして夜中に業者に電話して、代替機を持ってきてもらうっていう最悪なパターン笑

この日は生きた心地がしないまま朝を迎えました。

 

「血ガスの機械」が私的には一番怖い・・・!

血ガスの測定で怖いのは、やっぱり血液の凝固です。

毛細管の中にヘパリンが塗布されてはいるけど・・・時間が経って血液が凝固してる可能性があるんですよ。

 

採取してからすぐに持ってくるのが原則のはずなんだけどね。

看護師さんの中には平気でウソつく人もいるので信用できません笑

 

私はこれまで何度か引っ掛かりましたけど・・・

看護師の「今さっき取りましたー!」って言葉を信じたら、実際には30分前にとった検体だったって事例もあるので。

 

そういった事実は、あとで細かく調べ上げられるので結局はバレるんですよね笑

 

みなさんも、検体が固まってるかどうかはちゃんと注意しましょうね!

見た目には分かりにくい微小な凝固で詰まることもあるけど・・・その時は運が悪かったと思いましょう笑

 

地味な検査だけど、罠がたくさんあるのが血液ガスです!

 

小児の血ガスだと、微量測定でギリギリ1回測定できるかぐらいの量がきたりするし笑

小児だと再採血もできないし、一発勝負になるのもけっこーストレス。

 

もし測定に失敗したら「インシデントレポート」が待ってますよ!

 

いっくんのまとめ

今回は、臨床検査技師の当直業務についてお話ししました。

 

当直業務は、急性期病院で働く検査技師の宿命です。

心身ともにけっこーしんどいものなのでね。

 

夜中に機械トラブルが起こるとマジで大変だし笑

血液ガスとか緊急輸血とか、リスキーなモノは油断せずに取り組んでいきましょうね!

 

これから当直業務をやる予定の方には、ぜひ頑張ってほしいです!

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2017.05.05