【採血で貧血?】採血後にふらふら・吐き気・失神が起こる原因とは?

出典:https://health-to-you.jp/syncope/kenketutyuunisissin2182/

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

私は総合病院で1日100人ほどの採血を担当していました。

 

採血の時に気分が悪くなって「クラッ」っとなった事がある方がいると思いますけど。

よく誤解されますけど、実はあれって貧血じゃありません。

 

「迷走神経反射」っていうストレス反応なんですよ!

この記事では迷走神経反射についてまとめていきますね。

 

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採血で貧血?ふらふらしたり吐き気が起こる?

出典:https://www.ishamachi.com/?p=31994

採血中に気分が悪くなることがある!

私は総合病院で臨床検査技師として働いています!

1日100人ほどの採血を担当していましたよ。

 

採血の時に気分が悪くなった経験のある方もいると思います。

傾向としては若い男女に多いですね。

 

実はそれって「貧血」が原因じゃないんですよ・・・!

高齢者にはほとんど見かけませんけど、採血慣れしてる影響が大きいと思われます。

 

ふらふらする原因は貧血じゃない!

採血の時にふらふらする原因は、ほとんどのケースでは貧血ではありません。

 

実際に血液検査の結果を見ても、ヘモグロビン濃度は基準値以上で貧血は否定される事が多い。

それでは原因は何かというと・・・

 

これは自律神経によるもので「迷走神経反射」といいます!

簡単に言えば緊張感がMAXになって起こる、一種の生理反応です。

 

それでも貧血かどうかが気になる方は、その時やった血液検査の結果について医師に質問してみましょう!

まあ、もし貧血だったらこっちから聞かずとも医師から指摘されますけどね笑

 

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採血後のふらふらの原因は「迷走神経反射」です。

迷走神経反射とは?

採血で起こる迷走神経反射について簡単に説明しますね!

 

まず採血をする時の恐怖や痛みが原因となって、自律神経のバランスが一時的に崩れます。

その影響を受け手、身体の中では「末梢血管の拡張、血圧の低下、心拍数の低下」などが起こります。

 

その一連の変化が、脳への血流低下を招くことで意識がクラッとなるワケですよ!

 

「極度の緊張感が自律神経に作用して、血圧が下がって失神する」って仕組みです。

いっくん
精神的なショックが引き金となって、身体に影響を及ぼします! 

気分が悪くなるぐらいで済めばいいけど、酷い時には「失神」するので注意が必要です。

 

採血が苦手な人や、若い男性に見られやすい。

これはストレス反応が大きく関わっている事から・・・

採血が嫌いな人に起こりやすい現象なんですよ笑

 

「採血なんか怖くないし、刺されても別に痛くない」って人には起こりにくいです。

 

あと採血で気分が悪くなるのは、特に若い男性に多い傾向です。

イカつい兄ちゃんでも「僕、採血すると気分悪くなるんです」とか言いますから笑

 

これは採血業務に携わる臨床検査技師や看護師などのスタッフにとっては周知の事実です

 

女性の方が割合として少ないのはなぜかというと・・・

出産という一大イベントがあるため、生まれつき男性よりも痛みに耐性が強いっていうのが関係してますね。

 

ちなみに、痛みが苦手な方には「採血の痛み」をできるだけ減らす方法があるので参考まで。

 

採血を受ける患者さんに伝えたい事!

これまで採血で気分が悪くなったことがある方へ!

過去の採血で、1度でも「ふらふら」した事がある方。

 

採血をする前に、絶対にスタッフにその事を伝えて下さい。

「前に採血した時に気分が悪くなったことがあります」ってね!

 

そうすればスタッフ側も、ベッドで横になりながらの採血方法に切り替えるなど対応ができます。

「忙しそうだし、迷惑になるから言うのやめとこう」っていう、優しい配慮はいりませんよ笑

 

もし迷走神経反射になっても横になってれば安心なので。

ベッドやストレッチャーで横になった状態で採血をすべきです!

 

採血中に倒れるパターンが一番こわい!

採血してる時に「迷走神経反射」が起こった時をイメージしてみて下さい。

 

針が刺さった状態で倒れたら、それこそ大変なことになります。

より深部に刺して血管を突き破ってしまう可能性があるし。

 

駆血帯を巻いたまま針が抜けたとしたら、針が刺さっていた箇所からは血がダラダラと流れるはずです。

そんな状況って恐怖でしかないですよね!

 

後ろに倒れて、頭を床にぶつけるかも!

一番危惧するのは「受け身を取らずに後ろに倒れた」場合です。

 

もし後ろにひっくり返って、ダイレクトに頭を床にぶつけてしまった場合・・・

今度は頭部外傷の心配をすることになります!

 

脳震盪になるかもしれないし、打ちどころが悪ければ「急性硬膜外血腫」の可能性だってある。

いずれにせよ、そのまま「CT」を撮るハメになりますよ笑

 

倒れた先に採血中の他の患者さんがいたら被害が拡大するし。

そういった諸々を考えると、ハンパないリスクがあるのが分かりますよね笑

 

遠慮しないでスタッフに声掛けしてください!

正直に言って、スタッフ的にも「倒れる可能性がある患者」はリスキーなんです。

 

でもそれ自体は全然OKなんですよ!

事前に「迷走神経反射」を想定して、対処するのが医療スタッフなのでね。

 

とにかく採血への不安感が強い人は、「採血すると気分が悪くなるんです」って事前にスタッフに伝えときましょう!

そしたらスタッフはベッドで寝た状態で採血をしてくれますよ!

 

そういった患者さんからの情報提供ってすごく大切なことなのでね。

スタッフは「ウザい、めんどい」とかは思わないので、どんどん言ってください!

 

いっくんのまとめ

今回は、採血する時の「迷走神経反射」についてお話ししました!

 

もし採血室のスタッフが忙しそうで、採血待ちの患者がたくさんいたとしても・・・

そんな状況でも遠慮はマジでいりませんよ!

 

「採血すると気分悪くなるんで」って、しっかり伝えときましょう。

 

だって気分が悪くなって倒れたら、結果としてみんなが困るのでね笑

みんなが不幸にならないためにもちゃんと伝えましょう!

臨床検査技師が採血を受ける患者さんに知って欲しいこと【まとめ】

2017.09.17