
どうも!いっくんです!
みなさんは鯉料理って食べた事ありますか?
わたしは山形県を旅行中に、鯉を味噌汁にした「鯉こく」を食べましたよ!
かつて「鯉こくはまずいし臭い」って聞いた事があって、ずっと気になっていたけど予想外の逸品でした。
あの脂ギトギトな感じは、もう忘れられません笑
こちらの記事では「鯉こくとは?」「鯉こくはどんな味?」といった内容をまとめていきます!
鯉料理って美味しいの?

出典:http://konomi.me/I0003122
みなさんは鯉料理って食べたことありますか?
私は食用鯉を食べたことがあるんですが、食べるまでは「絶対まずい」と思い込んでました笑
そこら辺の川で泳いでる汚い鯉を想像すると、とても美味しそうには見えませんしね。
あとそれ以外にも理由はあって・・・鯉料理の「鯉こく」を食べた事のある友人から「鯉こくは泥臭くてまずかったよ!」って聞かされていたんです笑
山形県で「鯉こく」を食べてみる!

山形県で鯉料理を食べてみることに。
私は社会人になってから「全国一周旅行」の中で山形県に旅行に行きました。
山形の食事といえば「米沢牛とさくらんぼが有名」ぐらいだと思ってたんですけど・・・
お土産物屋を中心に、どこへ行っても加工された鯉食品が売られててびっくり!
山形って郷土料理として鯉が有名な地域なんですね。
色んなお店で鯉料理をアピールしてくるものだから、段々とチャレンジしたくなってきました笑
ランチは「鯉こく定食」に決めた!
市街地を歩いていると、雰囲気のある和食屋さんで「鯉扱ってます!」的な看板があったので入る事に。
メニューを見ると、そこでは鯉料理は3種類ありました。
この時は車での旅行だったので、絶対腹は壊せなかったので「鯉のあらい」は断念。
前からずっと気になっていた鯉こくを頼む事にしました!
この時点で私は「カエル」や「サンショウウオ」を食べた経験もあったので、鯉を食べることにあまり抵抗感はなかったです笑
鯉こくとは?
鯉こくとは、輪切りにした鯉で作った味噌汁っぽい煮込み料理です。
昔からある伝統的な日本料理で、江戸時代以前にはよく食べられていたそうですよ!
ちなみに店員のおばちゃんから聞いた話だと・・・鯉は意外にも栄養が豊富で「産後の女性が鯉料理を食べると母乳がよく出る」と言われているそうです!
鯉こくはまずい?それともおいしい?!
出典:http://konomi.me/I0003122
鯉こくを食べてみる!
いよいよ注文した鯉こくが到着して蓋を開けてみた瞬間・・・
パッと見で「ん?何だコレ?」って思っちゃいました。
なぜなら味噌汁の表面に、ギトギトの油が浮かんでるんですよ笑 まるで豚汁みたいです。
最初は「具材に油揚げでも入ってるのかな?」とも思ったんですけど。
骨付きの鯉の切り身以外には薬味しか入ってない。

鯉こくの味は?
鯉の味を評価するなら「普通においしい」です。
めっちゃおいしいワケではありませんので笑
淡泊な白身魚の味がしたんですけど、それでいて脂っぽいのは凄く不思議でした!
他の川魚を考えてみても、こんなのいませんからね。
「イワナ、ニジマス、ヤマメ、鮎」などなど、淡水魚って基本的に脂は少なくてサッパリしてますからね。
こんなに味と脂の量がアンバランスな魚は初めてでした!
ちなみに心配していた臭みに関しては、全然気にならなかったです。
鯉こくの作り方とは?
ちなみに鯉こくの作り方ですけど。
まず輪切りにしておいた鯉を鍋に入れて、水と料理酒、みりんを入れて煮込みます。
途中で出てくるアクを取りつつ、煮立ったら火を止めます。
味噌汁と同じように味噌を溶いて、また少し加熱すれば出来上がりです!
味噌の風味がよく効いて鯉の臭みは感じにくくなります。
材料の鯉さえ手に入れば、自宅でも作れそうな感じの簡単料理・・・まあ、家で作るのはハードル高いけどね笑
鯉こくを一度は食べてみましょう!
鯉こくをまだ食べたことが無い人は、一度食べてみる価値はあると思いますよ!
鯉の特徴的な脂のノリは、食べた人にしか分からないものです。
手っ取り早く食べたい人はネットでも買えます。
これなら2袋入りだし、ちょうどお試しサイズなのでおすすめですよ!
ぜひ食べて鯉の脂感を経験して欲しいです笑

今回は、私が山形県で「鯉こく」を食べた感想についてお話ししました!
鯉は今でも普通に食べられる郷土料理です。
街中の川で泳いでる鯉は、泥抜きしてもまずそうですけど・・・笑
鯉の養殖が行われる山形や長野などでは、綺麗な水質で管理されて育つので食用としてはベスト。
立ち寄った時にはぜひチャレンジしてみましょうね!
川魚を扱う和食屋さんでも鯉も扱ってたりするので、みなさんも近場のお店を探してみましょう!