大学で転学部・転学科したい方へ!転部試験で文系から理系(医療系)に合格した経験者が詳しく説明します!

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

 

大学には「転学部・転学科」という試験があるのを知ってますか?

これは大学入学後に、同じ大学内の異なる学部や学科に移ることができる試験のことです。

 

私は文系学部に入学しましたが、途中で転学部試験を受けて医療系学部へと移りました!

ちなみにほとんどの学生はこのシステムは利用しませんし、存在すら知りません笑

 

この記事では私が転学部をした理由」「転学部試験を受けて合格するまでの流れ」「振り返って思うこと」について、経験者として説明しますね!

 

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【今回の目次】

大学の転学部・転学科試験とは?

大学1年生の時に転学部試験を受けました。

私は今現在、総合病院で臨床検査技師として働いてます。

 

医療職として働く私ですが、実は高校を卒業して最初に入学したのはある大学の文系学部でした。

もちろん文系学部で医療系の資格を取得できるはずはありません・・・笑

 

私が文系から臨床検査技師になれた理由は、大学1年生の頃に転学部をしたからです!

 

大学には「転学部・転学科」というシステムがある

どこの大学でも「転学部や転学科」という制度があって、私もその試験を受けました。

 

「どうして入学した後に転学部試験を受けるの?」・・・そう疑問に思う人は多いと思います。

いっくん
実際に当時の私も、色んな人から質問されましたから笑

転学部の試験に受かることができれば、同じ大学内の別の学部や学科に移れるっていうシステムです!!

これは他の学校に1から通うのに比べれば、圧倒的に都合が良いんですよね。

 

ちなみにほとんどの学生は試験の存在すら知りません笑

 

うちの場合は大学1年と2年生の希望者を対象として転学部試験が行われてました。

 

転学部・転学科試験の難易度は学校によって様々。

大学のレベルや、対象となる学部によって、転学部試験のシステムは様々です。

 

試験形式は「記述式の専門試験、小論文、面接試験」が一般的です!

専門試験に関しては、行きたい学部学科の専門的な内容です。

 

転学部をしたものの、行った先で授業について行けなかったら話になりませんからね笑

 

一般的に「文系から文系へ」「理系から文系へ」移行する場合のハードルは低いですけど・・・

文系から理系に移る場合には、難易度が上がります!

 

転学部などの細かいルールは学校によっても違うので、一概には言ないところももちろんあります。

 

進級するタイミングで、学部や学科を変えられる。

転学部や転学科試験に合格後、実際に移動するのは進級するタイミングです!

 

1年生の終わりに転学部試験を受けたとしたら・・・

2年生に進級するタイミングで、新たな学部に移ることが出来る感じです。

 

専門性が高い学部学科の場合は、学年は上がらずに1年生から1年生へとスライドするパターンもあります!

ここは大学によって違うところなので、調べておいた方がいいですね。

 

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わたしが「転学部・転学科」をしたいと思った理由とは?

あるきっかけが進路を変えた。

今医療職として働く私は、大学入学した当時は文系学部にいました。

 

当時の私は経済や経営に興味があって、思考回路もガチな文系人間でしたよ。

そんな私が、文系学部をやめて医療系学部へと転向することにしたんです。

 

大学入学した1年生がいきなり「文系学部をやめて医療系に移りたい!」っていう風にはなりません。

そこにはハッキリとしたきっかけがあって、大学1年の夏に父が病気で亡くなったんですよ。

 

当時は突然の事態にかなり衝撃を受けました。しばらくは後悔やら葛藤が入り交じった日々を過ごしましたよ。

父を亡くした悲しみ以上に、経済的な不安やらで頭がいっぱいでした。

 

「せっかく入った大学だけど、辞めて働きに出るしかないか・・・」って考えたり。

自分や家族の今後、さらに自分が何をしたいのかを真剣に考えました。

 

その過程でフッと沸き起こったのが・・・「今度また身近な人が死んだら、無力感で一生後悔するよな」ってことでした!

それからは段々と医療の仕事への憧れが生まれてしまいました。

 

医療系への転学部を決意。

「医療の勉強して、知識や技術を身に付けて病院で働きたい!」

「いや、でも俺はもう大学を辞めて働かなきゃ・・・!」

そんな葛藤を繰り広げて、最終的には医療への気持ちが勝ったので。

「医療系の学校に行って、学費は奨学金とバイトでなんとかする」って考えに至りました笑

 

ちょうど自分の大学には医療系学部があったので。

参考までに「学部学科のカリキュラム」「国家資格の種類」「学費や一般受験の難易度」を調べていた時に、転学部の制度に気付いたんです。

 

そこで早速家に帰ってから母親に「転学部の試験を受けたい」と相談しました。

「金は自分で何とかするから、受けさせて欲しい」ってね。

 

その時にわたしの母はこう言ってくれたんですよ。

・やらないと気が済まないだろうし、受けてみたら?

・まあどうせ受からないだろうしね笑

私のわがままを尊重してくれた親は、純粋にスゴいと思います。

「このまま大学に通わせてくれ!」じゃなくて「転学部させてくれ!」っていうのは、我ながら親不孝者でした笑

 

転学部・転学科:入試センターで情報収集!

入試センターのスタッフに質問してみた。

医療系って思いっきり理系なので、転学部試験も理系科目が出ることは容易に想像できます。

「化学・生物・物理・数学」といった内容が必要になるのは明らかでした。

 

ある程度調べてみたところで、自分一人であれこれ悩んでも仕方ないと思ったので・・・・

大学1年の夏頃に大学の入試センターに行って、スタッフに転学部試験について話を聞く事にしてみました!

いっくん
ここからは私が大学職員の方にいくつか質問をしてみた内容をまとめます。

(1)文系から医療系への転学部は可能?

<スタッフ>

文系同士の転学部だと、スムーズに受かる場合が多いけど・・・

「文系から医療系(理系)」の学部に移るのは、ハッキリ言って難しい!

 

システム上は一応できる事にはなってるけど。

理系への転学部試験では文系の知識は活かしにくいから難しいよ。

いやもう、説明聞いててその通りだなとしか思いませんでしたね笑

 

(2)毎年どれぐらいの人が転学部・転学科試験で合格してる?

<スタッフ>

うちの大学の場合は、他学部から医療系に転学部を希望するのが20~30人。

その中で合格している人は「毎年数名」だけ。

 

合格した数名が、それぞれ志望する学科に入っていくから・・・

結果としては「それぞれの学科には、毎年1人ずつ入れるかどうか」

転学部は一般入試とは違って、一定数の学生を受からせる必要もないし・・・

受けても基準に達しなかったら落とされるってことでした。

 

合格するだけの明確な理由がないのに、とりあえず入れさせるってことはあり得ないそうです笑

 

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転学部・転学科:受験勉強をスタートする!

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転学部の試験科目は?

入試センターでは転学部用の資料をもらって、あとは試験科目の勉強をしていくだけでした。

 

試験科目は「英語、数学、国語、生物・化学・物理」でした!

文系から医療系への転学部試験だったので、試験科目は当然理系のオンパレード。

 

英数国の3つは必須で、残りの理科3科目の中から1つを選択する形式です。

 

理科においては、一番簡単そうな「生物」にしました笑

もともと勉強はしてないけど、科目として生物は好きだったので。

 

しかし4科目が転学部の試験って事なので、明らかに時間が足りませんでした笑

ちょっとした「ムリゲー」だと自覚しつつもチャレンジする感じでしたね!

 

試験対策は、とにかく過去問を解くスタンス!

大学職員と話してる時に、転学部試験においても過去問が存在することを知りました。

 

そこで私は職員にお願いして直近の問題を全てコピーさせてもらったんです。

いっくん
お願い!過去問コピーさせてください!

私の勉強スタイルははっきりしてて、とにかく過去問をやりまくりました。

試験までは4カ月あったので、朝から晩までひたすら勉強です!

 

転学部・転学科:受験当日の流れとは?

試験当日は朝から下痢。午前は筆記試験でした!

私はもともと緊張するとお腹が緩くなりやすいんですけど・・・

試験当日の朝も緊張で下痢でした笑 試験中に漏れないように、下痢止めを飲んで家を出ましたよ!

 

転学部試験の会場は大学の講義棟が使われました。

大学にはいくつもの学部学科があるので、全体の受験者数は思ったより多くてびっくりしましたね笑

いっくん
一般入試みたいな雰囲気でした。

そして肝心の試験ですが・・・予想通りの出来でした。

英数国理の4科目でしたけど、英語と国語は文系の知識があるから十分カバーできたんです。

 

しかし数学と生物が圧倒的に分からない!

いっくん
ウソだろおい・・・この4カ月の勉強、ほとんど意味ないんじゃない?

まあでも、勉強したこと自体はムダではなかったですよ。

英語と国語は「あ、これは復習してたからなんとか解けた問題だ」って感じるのも多かったので。

 

午後は面接試験です。

筆記試験が終わったら、次は休憩を挟んでからの「面接」です!

 

面接の内容は形式的な質問ばかりでした。

・志望動機は?

・何で転学部しようと思ったの?

・親は転学部について賛成してる?

普通に答えられる内容ばかりでしたが、中にはこういった質問もありました・・・

「今日の試験はどうだった?」「学部が変わってから勉強についていけると思う?」ってね。

 

私は筆記試験ができなかった事を正直に伝えました笑

 

面接でなんとかやる気を見せる!

<面接官>

・今日の試験はどうだった?

・学部が変わってから勉強についていけると思う?

<わたし>

今日まで4カ月間勉強してきましたが、数学と生物はほとんど出来ませんでした。

でもこの試験が終わってからも、このまま勉強は続けます。

 

そして4月までには、数学も生物も分かるようになる自信があります。

周りからの「転学部して勉強についていけないんじゃないか?」という不安も払拭できるように。

 

転学部してからも努力し続けて、学科で上位の成績を取れるぐらいの存在になります!

こんな感じでやる気をアピールして面接は終わりました笑

 

筆記試験の方ができなかったので、なんとか面接で熱意だけでも伝えようと必死でしたね。

やっぱり転学部試験は付け焼き刃の知識では通用しないと痛感しながら帰りました。

 

転学部・転学科:合格発表の日になった!

転学部・転学科試験の合否発表は、転学部先の掲示板に貼り出される事になっていました。

数日前からそわそわして仕方ありませんでしたよ笑

 

私が発表当日の朝、掲示板に向かって歩いていると・・・

受験にあたってお世話になった入試センターのスタッフが歩いていました!

 

向こうも私に気付いて近付いてきたので、あいさつをしようと思った瞬間・・・「合格おめでとう!」って言われました。

完全に想定外のタイミングで言われた私は一瞬フリーズしました笑

いっくん
いやいや!こっちはまだ結果見てないのに!

すぐに掲示板に確認しに行ったら、確かに自分の受験番号があって合格してました!

 

「できれば掲示板を通して感動を味わいたかった・・・笑」っという、ちょっと残念な気持ちを抱かざるを得ない感じでしたよ。

まあ結果として転学部試験は合格できたのでホントに良かったです!

 

転学部・転学科を振り返って感じること!

合格できたのは、熱意を買われたから?

必死に勉強した甲斐も無く、筆記試験はボロボロでしたけど・・・なんとか合格できました。

 

当時を振り返って思うのは、きっと大学職員達は「わたしの将来の成長に期待してくれたんだ」と思ってます。

点数だけで判断してたら落ちてるはずですから笑 特に医療系学部って国家試験に合格する事が目的なので。

 

大学側にとっては国家試験の合格率を下げそうな学生はいらないんです。

そんな中で受かったのは面接でかなり熱意を込めて話したことが影響してると思ってます。

 

そして進級するタイミングで学部を変えて、充実した学生生活を送れました。

まあ転学部してからは学校側の不備で、特定の授業が受けられないデメリットもありましたけど・・・結果として無事に卒業できたのでOKです!

 

ほぼ熱意だけで合格させてもらって、私はそのおかげで今は「臨床検査技師」として病院で勤められてます。

 

転学部・転学科は自己満足の世界。

転学部試験ってホントに特殊だと思います笑

 

大前提として「やる必要性がないもの」だからです。

 

だってもう大学生として新生活がスタートしてるし。

ほとんどの学生はそのまま過ごして卒業するワケですよ。

 

転学部はあくまで自分だけが必要だと思って受ける試験なんです。

完全なる自己満足の世界ですよね笑

 

「転学部する必要ある?」って疑問視されるのがツラい。

「転学部の受験生」っていう立場は、かなり特殊です。

 

大学受験生でも浪人生でもない、ごく少数の存在ですから。

知名度のない試験を受ける立場として、周りからも疑問を投げかけられますよ笑

 

一番キツいのは、せっかく出来た周りの友人から「転学部なんかしなくていいじゃん!」って言われる事です。

まあ周りがそう思うのも当然でしょうけどね笑

 

入学したのにまた受験勉強するなんて理解に苦しむはず。

そんな状況だったので、自分にしか分からない葛藤がありました。

 

ちなみに、転学部してからの人間関係もちょっと不安だったりします。

 

勉強してる間はかなり孤独。

転学部を考えるってことは、まだ大学1年生か2年生なワケです。

 

大学に入ったばかり1年生って遊びまくりますよね笑 みんな毎日バイトやサークルとかで忙しい時期です。

そんな中で「自分だけが勉強している」っていう不思議な感覚を味わいます。

いっくん
私は4か月間、孤独を感じつつ勉強しましたよ笑 

まあ言うまでもなく転学部に受かってからの勉強も、もちろん大変ですけど笑

 

転学部する前の経験はムダじゃないと気付く。

転学部してしばらくは、文系にいた1年間を「ムダだったな」って思っていました。

 

でも今病院で働き始めて、まったく違った感覚になりました。

医療技術職である臨床検査技師として働く私ですけど、病院経営や検査のコストに興味があるんですよ。

 

これってつまり、もともと文系だった頃の経営に関する興味や考え方が活きてるんですよ。

 

それを踏まえて私が感じているのが・・・

「人生、遠回りしてもムダなことなんてない」ってことです!

 

色んな経験をすれば、それだけ色んな場面で活きてくるんですね!

 

いっくんのまとめ

今回は、転学部試験を受けて合格するまでの流れについてお話ししました。

 

きっと私のように、大学に入学してから「やりたい事が見つかる」人はいると思います。

「あっちの学部に行っとけば良かった」「自分が本当にやりたい事が分かった」ってね。

 

どこの大学にも、転学部や転学科を希望する学生は少数います。

実際に試験を受けようと思っても、情報量が少なくて途方に暮れるんですよね笑

 

そんな思いを感じている方は、転学部でも編入でも挑戦してみれば良いと思いますよ。

 

それでダメでも将来後悔し続ける事はなくなりますし。

うまくいけば新たな人生がスタートしますよ!

試験勉強はやみくもにやるのではなくて、大学職員に聞いてアドバイスをもらうのをおすすめしますよ!

 

大学も所詮は狭い組織なのでね・・・「やる気のある生徒がいる!」って噂が広がれば、筆記がビミョーでも合格する確率は上がるはずですから。

みなさんも精一杯努力して、試験に臨みましょうね!