
どうも!いっくんです!
私は中学時代に交通事故に遭って開頭手術を受けました。
頭蓋骨の内側から出血していたので、頭蓋骨を切り開いて血腫を取り除かれたんですけど・・・
手術後に医師から「頭蓋骨にチタンプレートが埋め込んである」と聞かされました笑
最初はけっこーショックで、色々思うこともあったんですけど。
今はもう手術から10年以上が経ってるので、チタンプレートは身体の一部みたいなもんです笑
この記事では「開頭手術した後の頭蓋骨はくっつく?」「チタンプレートで固定したままなの?」といった話をしていきますね!
開頭手術でチタンプレートが頭蓋骨に埋め込まれた!

事故で開頭手術を受けることに!
私はかつて交通事故に遭って「急性硬膜外血腫・脳挫傷の手術」を受けました!
手術した後はしばらく目が見えなかったんですけど・・・
少しずつ目が見えるようになって、初めて手術後の頭を見た時は驚きました笑
右側頭部にがっつり傷が入っていたのでね!
しかも広範囲にわたってかなり目立つ傷でした笑
陳腐な例えですけど「フランケンシュタイン」みたいな感じでしたよ!

頭蓋骨をチタンプレートで固定された。
その時に立ち会った医師からは「頭蓋骨はチタン製のプレートで固定してあるんだよ」って教えてもらいました。
まさか自分の知らない間にチタンプレートが埋め込まれてるとはね笑
交通事故に遭って、頭蓋骨の内側の出血を除く目的で開頭手術を受けたってのは説明で理解できましたけど・・・
そもそも「チタン」が何なのかイメージが湧きませんでした笑

当時中学生の私には刺激が強かったし、意味を理解するのは少し難しかったです。
その処置の意味や治療の流れが理解できる様になったのは・・・
自分が大人になって、病院で臨床検査技師として勤めるようになってからでした!
どうしてチタンプレートを埋め込むのか?

チタンプレートは骨の固定に使われる!
脳外科手術などで開頭手頭する場合、多くのケースでチタンプレートが利用されます。
チタンプレートは骨と骨との固定を目的として使われます!
私のケースで例えると、事故にあった時に頭蓋骨の中で出血(硬膜外血腫)していたので・・・
全身麻酔をした上で私の頭蓋骨の一部を切り取って外して、中に溜まった血液を取り除いて止血をしました。
そして処置が済んだら、今度は一度取り外した頭蓋骨をまた元に戻すことになります。
この時に骨と骨をしっかり固定するのに、チタンプレートを使うワケです!
チタンが良い理由は?
チタンが使われる理由ですけど。
チタンという金属は強度も強いし軽い。
そしてなにより、人体にとって副作用が少なくて済むんです!
もし他の金属を体内に入れたら、身体が異物だと思ってアレルギー反応が出ますけど。
チタンはアレルギーの問題もクリアしてます!
もちろん副作用がゼロの医療行為なんてありませんので。
患者の中にはプレートが埋め込まれたところに軽く炎症が起きるケースもあります。
それでも他の金属に比べれば、安心して医療用に使える金属なんですよ!
チタンプレートは金属探知機には反応しませんよ。
よくある疑問として「チタンは金属反応に出るのかどうか」って気になるところですよね?
チタンは磁力に反応しない金属なので問題ありません!
空港やMRIの検査もOKです。
私も最初は「金属探知機に反応するかも・・・?!」ってビビりましたけど笑
実際にどちらとも問題はないのを私の身体で確認済みですよ!
開頭手術した後の頭蓋骨はくっつく?チタンプレートで固定したまま?

私が最初に疑問に思ったのは「いつまでプレートは入れたままなの?」って事でした。
結論を言えば、これは残念ながら外れません笑
腕や足の骨折なんかは自然に癒合してくれますけど・・・
開頭手術によって切削された頭蓋骨は基本的にくっつきません。
だからこそチタンプレートで骨同士をしっかり固定します。
万が一にも固定したプレートが外れてきたり、炎症反応が酷い場合には再手術をする可能性もありますけど。
一回取り付けたプレートは、特に大きな理由がなければ通常は外しません!
だからプレートを埋め込まれた患者さんは、このまま生きていく事になります。

今回は開頭手術を受けて「チタンプレート」が入った事についてお話ししました!
「開頭手術を受ける=チタンプレート装着」はセットみたいなもんです。
つまり世の中にはチタンプレートが入ってる人は沢山いるんですよ!
埋め込まれて暫く経つと、日常生活ではあまり気にならなくなります。
頭に触れた時とか、ふとした拍子に思い出すぐらいになりますよ笑
開頭手術して10年以上が経って感じるデメリットもありますけど・・・
まあ日常生活を送る上で深刻な問題はないので、安心していきましょう!
【開頭手術後の苦痛まとめ】
「精神的ダメージについて」
- 入院中に尿瓶を使うのが恥ずかしかった
- 手術跡は時間が経っても消えなかった
- 頭蓋骨はチタンプレートで死ぬまで固定されたまま⬅今ココ
- 看護師さんの入浴介助が本気で恥ずかしかった
- 加害者への怒りや恨みが湧いてきたこと
- リハビリスタッフの手抜き感がすごく伝わった