
どうも!いっくんです!
みなさんは、世界には日常的に犬の肉を食べる人達がいるのをご存知ですか?
犬食文化のある国で生まれ育った人にとっては、犬を食べるのは別に不思議な事ではありません。
私たち日本人からすれば「犬を食べる」とか、ちょっと何言ってんのか分かんないレベルですよね・・・笑
でも実はわたし、海外で気付かずに犬の肉を食べてしまったことがあります。
こちらの記事では「犬食文化とは?」「犬肉を食べた経緯と、気になる味とは?」についてまとめていきますね!
犬食文化とは?
みなさんは「犬食文化(けんしょくぶんか)」って言葉を知ってますか?
犬を食用として飼育して、その肉を食べる文化の事です。
牛や豚などの家畜と同じように、最終的に食べる目的で犬を飼育するんです。
身近にはない概念だからビックリするけど、世界で食用にされている犬は年間で約2000万~3000万頭もいます。
ちなみに犬食文化は歴史も古い場合が多くて、中国、ベトナム、韓国、ラオス、カンボジアなどでは、地域にもよるけど伝統的に今でも食べられてますよ。
一般的に犬肉は脂が少なくヘルシーだと言われていて、メジャーな料理としては犬鍋や炒め物があります。

もちろん、犬食文化に対して否定的な国も多いですよ。ヨーロッパ圏などは特にそうですけどね。
海外旅行中に犬の肉を食べる。
ラオスを旅行中に、レストランでハンバーガーを注文した。
この記事では犬食文化に否定的な私が、まったく意図せずに犬を食べた話を書いていきます。
東南アジアにある「ラオス」を旅行してた時の事です。
ラオスってタイやベトナムと隣接してますけど、近隣諸国に比べるとかなり貧しい国。
ラオスの通貨は「キープ」っていうんですが、日本に持ち帰っても円と両替できないような貨幣だしね笑

観光が盛んなルアンパバーンという地域に行ってみると、町並みからしてホントに田舎。
観光が栄んな事もあって、町自体がちょっとあべこべでした。
例えば、川にかかってる橋が竹で出来てる一方で、町には欧米人向けのオシャレなカフェがあったりね。
観光客に媚びを売ってる店には行きたくなかったので、あえてイケてない地元風のレストランに入りました笑

お昼前の時間だけど店内はガラガラ笑
ボロボロになった英語表記のメニューがあったので、衛生的に一番安全そうなハンバーガーを注文しました。
ハンバーガーを食べる。

ハンバーガーは注文してから調理してくれてました。
頼んでから20分ほどで、ポテトとサラダが付いたハンバーガーがお皿に盛られてきました!
なによりも重要なのは「清潔か?安全か?」ってところです笑
加熱されてるかどうか、食べる前に切って肉の断面を確認したらちゃんと火も通ってました!
そこはお皿、ナイフとフォークのカトラリーも綺麗で、衛生的には問題はなさそうと判断して安心して食べ始めました。
独特な獣臭さを感じる・・・
一口食べてみると肉は硬いし、独特の獣臭がするんですよ。ハッキリ言っておいしくない笑
まあ東南アジアって、そこらへんで売られてる肉もけっこー変な臭いしてるので笑
「きっと原料の違いか、調理の仕方かな」って思い込もうとしましたけど・・・
私はこれまで色んな肉(ダチョウやワニ、ラクダの肉、カンガルー(ルーミート)など)を食べてきた経験があったので。
このハンバーガーの肉はそれとも全然違うのが分かって、気になっちゃったんですよ。
店員さんに「何の肉?」って聞いてみた

もうほとんど食べ終わるころになって、店員さんがテーブルを拭くのにそばまで来たので。

その店員はちょっと呆れたような表情でこっちを見ながら・・・「それは犬だよ!!」って言い放ちました。
私の驚いた様子にも顔色一つ変えませんでした。
ふてぶてしい感じで、気だるそうに店の奥へと戻っていきました笑
犬の肉の味とは?

ハンバーガーが犬の肉だったなんて!
それでも信じてたのに・・・!
「きっと原料の牛が痩せ細ってて粗悪なんだろう」
「スパイスが違うんだろうな」
とか思ってたのに! まさか私が大好きな犬を食べてたなんて・・・
もう残りふた口ぐらいのところまで食べちゃってるし笑
気付いたところでもう遅い。
ちなみに一度食べたものを吐く考えはなかったです。「まあ、もう仕方ないな」って感じでした笑
残ってるわずかな肉は食べたくないのでフォークですべて取り出して、野菜とバンズは食べ切りましたよ。
犬の肉は美味しくない。
まあ一口目で「あれ?なんかこの肉変じゃない?」っとは思ったけどさ。
肉は異様に歯ごたえがあって、牛肉っぽくもあるし豚肉ともとれる感じで。
噛むとボロボロほぐれるぐらいの肉質で、ハンバーグというより肉そぼろを固めた物体みたいなね。
獣臭さも凄くて、それを香辛料使って思いっきりごまかしてる感じ。
犬の肉って全然美味しくないんだなって事が分かりました。
けっこーショックを受けた
私はかつて犬を飼ってたので、この時はかなりショックを受けました。
大好きな犬を、まさか海外で知らない間に食べるなんて・・・!!テンションだだ下がりです。
それからというもの、犬を見かけるとたまに複雑な気分になる事があります笑
悲しいような申し訳ないような。「うわー・・・あんな可愛い犬を食べちゃったのか」っていう後悔や反省も含めてね。
海外で肉を口にする時には、何の肉か確認すべき!

当時を振り返ってみると、私は完全に油断してました。
私はアジア旅行に出る前に犬食文化についても目を通してました。
だからベトナム滞在中は犬を食べないように注意してましたしね。
市場に行くと、内臓だけ抜かれた犬や、犬の頭部が置かれてたりして、そういったモノは避けるようにしてました。
たけど、ラオスは完全にノーマークでした。
後で調べて分かった事として、中国の影響でラオスも犬を食べる食文化があるんですね。
今回はホントに運が悪かった・・・あえてローカルっぽい店を選んだのもいけなかったね笑
教訓として学んだのは、何の肉か記載が無い時は店員に確認した方が良いってことです!
みなさんは気を付けて下さいね!
日本でも犬肉が販売されてる?!
ちなみに近年、日本でも犬肉(狗肉)を食用として販売するお店や、調理して提供する飲食店が増えています。
犬食文化が浸透してるのは東南アジアですけど・・・
日本で暮らす中国・韓国・ベトナム人などに向けて、アジア系食材を専門に取り扱ってるスーパーとかで売られてます。
あくまで海外から仕入れた犬肉を販売してるってワケですね!
飲食店に関しても本場に寄せた中華料理店で、犬鍋などを提供してます。
それに対して良い悪いは言いたくないですけど・・・
日本人には犬は愛玩動物として広く親しまれてるので、犬肉を食べようという人はホントに極わずかでしょうね。
私と同じく、食べること自体に嫌悪感を抱いちゃう人は多いはず。

今回は、海外旅行中に気付かずに犬の肉を食べた話でした。
犬の肉は硬いし臭みが強かったですよ。
ハンバーグみたいに色々ごまかしがきく調理法でそれですからね・・・笑
「焼肉とかにしたら絶対おいしくないだろうな」って容易に想像できました。
中国とベトナムを中心に、東南アジアのいくつかの国では犬を食べるのでね。
みなさんも油断せずに、食べる前にはチェックしたほうがいいですよ!