手術の傷を医療用ホッチキス(ステープラー)で縫合されたけど、外す時が痛い!

どうも!いっくんです!

みなさんは医療用ホッチキスの「ステープラー」って知ってますか?

私はかつて開頭手術を受けた時に、頭の傷口をステープラーで縫合された事があります。

 

手術する際に「傷は糸で縫合するもの」って思ってる人にとっては、けっこー衝撃的な代物かなと思います。

この記事では縫合にステープラーが使われる理由、ステープラーを外す時の感想を紹介しますね!

 

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開頭手術で医療用ホッチキス(ステープラー)を体験

※写真はイメージです! 引用元:https://blogs.yahoo.co.jp/cfs686/5581324.html

私は中学生の頃に交通事故に遭い、急性硬膜外血腫・脳挫傷の手術を受けた事があります。

事故に遭った時は右側頭部をコンクリに打ち付けた形で、事故直後すぐに意識を失ってしまいました・・・

そして意識のないまま救急車で病院に運ばれ、救急病院で開頭手術を受けた形です。(手術では頭蓋骨の内側に出来た血腫を除去したそう)

手術は無事成功したので良かったですけど、入院生活を送っていたある日、ガーゼ交換のタイミングで頭の傷を見る機会がありました。

その時に医師が傷口のガーゼを外して、今どんな状態になってるか鏡で見せてくれたんですが、そこにはなんとたくさんの医療用ホッチキス(ステープラー)が刺さってました!(見た目はもう普通のホッチキスだったのでかなり驚きました・・・!)

傷は首の後ろ~右耳の上まで半円形にあったので、その傷口に沿ってがっつり縫合されてました。

普通に糸で縫合されてると思ってましたし、当時まだ中学生だった私はその仕上がりに愕然としました。対象が紙から皮膚に変わっただけで、まんまホッチキスなので笑

(ちなみに手術時には剃毛されてて、手術後は頭の右側だけツルツル状態でした)

 

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ステープラーが縫合に使われる理由とは?

ステープラーを使うメリットは?

当時の私はどうして傷口の縫合にステープラーが使われたのか凄く不思議でした。。。

今になって調べてみたところ、医療用ホッチキスのステープラーは手術後に皮膚を縫合する専用器具のことで、糸で傷口を縫合する場合と比べて以下のメリットがあるとの事でした!

・縫合する際の時間や手間が短縮できる

・縫合する箇所の皮膚表面を圧迫せずに済む

・吻合箇所への圧力が少ない

・真皮深層からの血行を遮断しない

開頭手術は何時間もかけて行われるので、最後の仕上げとなる皮膚の縫合に関してはステープラーを使ったほうが手術の時短にもなって使い勝手が良いとの事です。

こう見るとステープラーが使われるのも納得ですね。(ちなみに縫合する皮下5mm以内に血管、神経、骨などがある場合には使えません)

 

ステープラーの使い方

ステープラーで傷口を止める時はどんな感じかというと、、、普通のホッチキスと同様に本体を押し込んで、芯を皮膚に「バツン!バツン!」って止めていきます。

また、外す時もホッチキスと一緒で金具を針の隙間に挟んでテコの原理で引っこ抜きます。それを麻酔なしでやるのを想像してもらえればOKです笑

※ちなみにステープラーは切り傷の応急処置にも重宝されてます(フィギュアスケートの羽生選手も、大会でケガした時に使われてました)

 

ステープラーが外されるタイミングとは?

ステープラーが外されるタイミングですけど、基本的には傷が塞がったら時期を見て抜かれます。

私は開頭手術後はしばらく平衡感覚が狂ってて、身体を動かすと吐いちゃう状態だったので。。。

それが落ち着いたタイミングを見て、ステープラーを外す事になりました!(ちなみに抜いていく処置の事を「抜鈎(ばっこう)」って言います)

 

早い人は開頭手術から1週間で外す人もいるみたいですが、私は2週間ぐらいで外されました。

担当医からは「小学生でも泣かずにできたから大丈夫だよ」って説明されたんですけど…そんなこと言われても全然安心できないっていう笑

 

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ステープラーの針を外す時の感想

出典:http://shumidder.blog119.fc2.com/blog-entry-1291.html

いよいよステープラーを外す日ですが・・・主治医と看護師が抜鈎セットを持って病室へ来ます。

まず医師が処置しやすいように、私はベッドで横向きで寝させられます。

私は顔の上に処置用の布をかぶせられて視界を失ったので、外す時のタイミングはまったく分からない状況笑

 

医師はホッチキスの針抜きみたいな金属を使って、グッグッと針を一つずつ引っこ抜いていきます!

ステープラーを外す時は麻酔しないので、早く終わるのを祈るばかりでした笑

1個抜かれる度に頭皮を刺されるような痛みが襲い、予想以上に痛くて身体がビクッと反応します。

イメージ的には採血の数倍の痛みが走るので、布団を強く掴んで我慢していた記憶です。

 

ステープラーを外す時に感じたのが・・・「抜く本数多いな!」ってことでした。

「もう何個も抜いてるのに、何でまだ終わらないんだよ!」って感覚です。

ステープラーは側頭部の傷口に沿ってズラッと並んでて、抜かれた針は金属のトレーにどんどん置かれていきます。痛みに耐えつつ最終的にはトレーには20コ以上の針がありました。

 

傷口の消毒とかでも、痛いことって大体一瞬で終わる事が多いじゃないですか?

それに比べてコレを外す時はしばらく痛みが続くのがしんどかったです。

 

ステープラーを外す痛みは部位による

ステープラーを外すのを全然痛くないと言う人もいるそうですが、痛いかどうかは部位によると思います。

例えば帝王切開でお腹にステープラーをする場合は、皮下脂肪も豊富なので痛みは少ないそうです。

でも頭部は指で触れても分かる通り、感覚神経が集中してるのでそれなりに痛かったです・・!

 

外す時間は5分もかかってないですが、恐怖と痛みで外し終わった後は放心状態でした笑

ちなみに開頭手術の傷跡はしっかり残っちゃいました。

急性硬膜外血腫・脳挫傷で開頭手術後の症状について【まとめ】

 

いっくんのまとめ

今回は、傷口の縫合で使う「ステープラー」についてお話ししました。

 

ステープラーは見た目がホッチキスそのままなので初めて見た時には驚くはず笑

でも糸を使った縫合に比べてメリットとなる部分もあるし、特定の外科手術では好んで使われてますよ。

しかし外す時にはそれなりの痛みが伴います・・・我慢できるレベルだけど、覚悟はしておきましょう。

ちなみに私は今病院で臨床検査技師として働いているんですけど、ステープラーを使った患者さんを見ると勝手に親近感が湧いてます笑

 

【開頭手術後の苦痛まとめ】