
どうも!いっくんです!
わたしは病院で臨床検査技師として働いています。
臨床検査技師を目指す学生に共通した悩みが・・・
はたして国家試験に合格できるのか?ってところですよね!
私がどんな感じの勉強法で合格したのか、書いていきますね。
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臨床検査技師の国家試験について!

私は大学で臨床検査を学びました!
臨床検査技師を目指す方達へ!
みんな「国家試験」を意識しながら、日々勉強してることだと思います。
私は大学の養成課程を経て、臨床検査技師になりました。
専門と大学、どっちに入っても「国家試験合格!」っていうゴールは同じですからね。
効率的な勉強をしてサクッと受かればいいだけです!
学生にとっては「国試に受かるかどうか」が悩みのタネ!

学年が上がるにつれて、自然と国家試験の話題は増えるようになりますよね?
講師達も授業の中で国試について言及し始めるし!
私なんかも、周りの同級生とよくこんな事を話してましたよ。

国試に落ちたら内定をもらってた病院には就職できなくなるし・・・想像しただけで怖い笑
国試浪人で翌年に再受験するってのも萎えるしね!
国家試験の合格率ってどれぐらい?
臨床検査技師の国家試験は、200点満点中で120点取れば合格です。
ちなみに配点は1問1点ですね。
気になる国家試験の合格率ですけど、70~80%の間で推移してますよ!
一番新しいデータとしては・・・
2018年の臨床検査技師国家試験の合格率は、79.3%でした。(新卒者だけだと90.5%!)

国家試験はそんなに難しくない?!

大前提で臨床検査技師の国家試験って、そんな難しくないんですよ。
誤解しないで欲しいのが、私の頭が良いとかそういう事を言ってるんじゃないです!
試験内容的に、そもそも高度な知識は必要としないんですよ。
日本にある他の国家資格と比べたらクソみたいに簡単です。
あらゆる業種の国家資格の取得難易度を「S、A、B、C、D、E」って評価したとしたら・・・

感覚的には看護師が「C-」だとすれば、検査技師は「C+」って感じかな。
努力すれば誰でも受かっちゃう国家試験なので、ハードルは低いです笑
勉強法を間違えないように!
国家試験まで6ヶ月もあって、勉強法を間違えなければ受かります!
しかし何でも言えることですけど・・・

国家試験は膨大な科目数があります。
一番やっちゃいけないのは「期間を定めて順番にマスターしようとする」勉強の仕方。
例えば「7月は血液検査、8月は微生物、9月は病理を・・・」ってやり方で勉強するスタイルのことです。
友達でこのパターンでやってた人がいたんですけど。
夏にある模擬試験の時点で、まだ手を付けてない科目があって最悪な結果になってました笑
しかも結局は、予定通りに勉強が進まずに本番で落ちちゃったしね。
そうなっちゃうリスクもあるんですよ!
範囲が広いので、同時進行で勉強するのがおすすめ!
まずは全体を把握してから、どんどん深めた方がいいですよ。
試験範囲が広い場合には、同時並行で勉強するのが鉄則です!
できれば1つの教科ずつ片付けていきたいっていう気持ちも分かるけど・・・
非効率なのでオススメはしません!
よっぽど自己管理に自信があるなら、止めませんけど笑
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勉強はこんな感じでやっていきましょう!

学年が上がるごとに時間はなくなっていく!
大学も専門学校も、学年が上がるとどんどん忙しくなってきますよ。
専門学校では3年の時に病院実習が入ってくるし。
大学では4年の時に研究室に所属、論文作成&発表があるし・・・!
そしてどちらも、最終学年の夏以降に就職活動が始まりますからね!
時間的な余裕がない中で、同時進行で国家試験の勉強をする必要があります。
私も「研究・就職活動・国家試験の勉強」を同時並行でやってましたよ笑
選択問題だから対策は簡単!

国家試験の問題が簡単だって言えちゃう理由として・・・
記述形式じゃ無くて、5択形式の選択問題だからってことがあげられます!
選択でOKってことは、単語を一字一句正確に書けるようになる必要もないし。
「どっかで聞いたかも?」って感じのおぼろげな記憶でも、選択肢の中から正解を導けるんですよ!
学生の試験勉強みたいに、完璧に暗記する必要はまったくない。
だから深くまで追求せずに、浅く勉強してもイケるってことです。
勉強は「読むスタイル」がベストです!

臨床検査技師の国家試験は、科目数はたくさんあります。
テキストを机の上に並べると、途方もない量になりますよね笑?
でもいいですかみなさん、これって所詮は選択問題なんですよ。
試験に受かるのが目的なら、完璧に覚える必要はまったくない!
私が声を大にして言いたいのは・・・

書いて覚えるのって、めっちゃ時間がかかって非効率だしツラくなるはず。
私は大学の途中からその事実に気付いて、それからは一切書かないスタイルです。
書いて覚える人が1時間で5ページ進むなら・・・私は読んで30ページは進められます。
そういうシンプルな話です。
読むスタンスを極めれば、3ヶ月でも合格圏までもっていけます。
表層の知識を網羅して、それっぽい選択肢を選ぶ判断力が身に付けられればいいワケなので。
全然ムリな話じゃない。
過去5年分の過去問をやる!

まずは過去5年分の問題を読んでいきましょう!
ポイントは、書かずに読むことの徹底ですね。
「問題を読んでから⇒解答を読む」
これをひたすら繰り返して、過去5年分の問題のパターンを掴みます。
ぶっちゃけ国家試験の問題って、かなりパターン化されてるのでね。
年度をまたいで、まったく同じ選択肢の問題も多々あるし・・・!
問題を眺めてるだけでも、傾向は自然と読み取れます。
「あれ?この問題って前も見たな・・・!」っていう、既視感が生まれてきます。
さらに5年分を遡れば、バッチリ!
直近の5年分がマスターできたら、次はさらに5年分を遡ります!
そうすれば10年分の過去問に触れることができるのでね!
出題傾向はバッチリ頭に入ってきます。
あとは各分野のテキストを、パラパラ読んでいくだけです!
既にたくさんの問題に触れてきてるので、テキストの中でも大事なところが自然と目にとどまります。
国家試験においては、細かいところを理解しようとするよりも・・・
大量の情報に目を通していく方が、点数に結びつきます!
専門学校では「足きり」に引っかからないように!
ちなみに専門学校は国家試験の合格率を重視してるので・・・
国家試験前には「足きり」があります!
そこで受からなそうな学生は、受験させないシステムになってますね。
模擬試験で絶対に良い点数を取るためにも、早めに一通りの問題に目を通してパターンを掴んでおくのが大事!
200問中、80問はミスっても平気だから!

臨床検査技師の国家試験を振り返って思うんですけど。
国試って細かい原理や構造を理解してなくても、普通に受かっちゃうんですよ笑
つまりは表層の知識だけでもなんとかなるってことね!
専門的な応用知識が必要な問題ってほとんどないので!
もしあったとしても、どうせみんな出来ないので心配する必要なし笑
そもそも200問あるうち120点で合格なんだからね。

過去問とテキストを読んでるだけで、ふつーに通用しちゃうレベルなんです。
配点の少ない科目は捨てる!
あまり推奨はできませんけど、私の周りで多かったのは・・・
国家試験の配点が少ない科目を、最初から捨てにかかることです。
学生の間では「医用工学は捨てていいでしょ!」とか言われがちです笑
まあそうは言いつつ、過去問を解くぐらいは最低限やるけどね。
テキストをしっかり熟読する必要はないかな。
たかが12点の配点に、ゼロから時間をかけるのはコスパが悪いから笑
ちなみに、公衆衛生も配点は低いけど・・・
こっちは勉強がラクなので、捨てる必要はありません!

今回は、臨床検査技師の国家試験の勉強方法をお話ししました!
臨床検査技師の国家試験は、膨大な試験科目があります。
そして試験問題は「5択の選択形式」ってことが分かってる!
ここから紡ぎ出された答えは・・・
過去問やテキストは読むスタイルで、どんどん頭に入れていくってことです!
過去問を10年間しっかり把握して、問題の傾向を掴んだ上でテキストを何回か読む。
私はコレで国家試験に受かりました!
書いて覚えるみたいな苦行はおすすめしません・・・笑
みなさんが勉強で苦労せず、スムーズに受かることができれば嬉しいです!