臨床検査技師の年収は低い?高い?どの病院に就職するかで全然違う!

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

私は総合病院で勤める臨床検査技師です。

 

実は臨床検査技師の給料って、病院の運営母体で大まかに予想&分類できるんですよ。

つまりどの病院に就職するかで全然違うってこと。

 

この記事では「臨床検査技師の年収は低い?高い?」「病院の運営母体別で、年収は大まかに分類できる」いった内容をまとめていきます!

これから臨床検査技師を目指す学生や、転職を考えてる人は読んでみてくださいね。

 

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臨床検査技師の給料(年収)は低い?高い?

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出典:http://genkiwork.jp/medical-technologist-fukuoka/

私は総合病院で働く臨床検査技師です。

私は急性期の総合病院臨床検査技師として働いています!

 

医療職を目指すのは色んな理由があると思います。

仕事にやりがいって大事だけど、それ以上に「給与」もやっぱり大事ですよね?

 

臨床検査技師の給料相場がどれぐらいなのか調べていきましょう。

 

臨床検査技師の平均年収について!

給与の目安を知るには良い方法があります。

 

総務省の「民間給与実態」という統計データに、臨床検査技師の平均年収が載ってます!

 

それによると臨床検査技師の平均年収は470万円です。

ちなみに、算出するにあたっての技師の平均年齢は37歳ぐらい!

 

医療従事者全体の中でみた時には、高くも安くもない金額です。

 

平均年収を見て誤解しないように。

しかしみなさん、これはあくまで平均の年収です!

 

私は「実際に働いている人達の年収中央値は全然違うんじゃない?」って感じます。

だって大学病院は470万よりも明らかに高年収ですしね。

 

当直業務があれば「新卒2年目で余裕で400万超えていく世界」なのでね。

定期昇給もしっかりしてて、どんどん上がっていきます。

 

反対にブラック寄りの民間病院だと・・・

「定年まで勤めても470万に達しない」っていう可能性は普通にあります。

 

つまり「大学病院をはじめとした一部の高年収層が、平均を押し上げてる」ってことです!

 

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臨床検査技師の年収は就職する病院で違う!

同じ臨床検査技師でも、就職する病院によって年収の水準は全然違います。

 

そして給与水準を見分ける分かりやすい指標としては、病院の運営母体があります。

医療職の給料って、運営母体である程度決まるので。

 

ここでいう運営母体は「公立・私立」といったおおまかな括りではなく・・・

誰もがイメージのしやすい「5つの運営母体」に分けました。

 

ここからは病院を5つの運営母体に分けてランキングにしていきます!

 

新卒での就職先選びにも大きく関係する内容なので・・・

就職や転職を控えていて、高年収を希望する人は1つの参考にしてみて下さい!

 

見込み年収が高い順に、病院の運営母体をランキングしました!

 

運営母体別の給与ランキング!

では、ランキングの結果を発表していきます・・・!

1.大学病院

2.社会保険、共済系病院

3.国立病院、公的病院

4.有名な民間病院(医療法人・公的法人・社会福祉法人など)

5.その他の民間病院・クリニック

こんな感じの順位になります!

 

給与だけでなくて、私が思うそれぞれの「メリット・デメリット」も載せてますよ。

それでは1位から順にみていきましょう!

 

1位:大学病院

待遇はダントツに良い

あらゆる面でおすすめ出来るのが「大学病院」ですね・・・!

 

年間賞与は「5カ月以上」が普通で、定期昇給は数千円~。

上にも書いた通り、新卒2年目で年収400万は余裕で超えてきます。

 

特定の大学病院は、技師長クラスで年収1000万以上稼いでいます。

大規模な組織で「労働組合」もかなり強いし、特に有給取得や福利厚生の面で優れてます!

 

働く環境としては非常に良い

勤務環境は市中病院とは比較にならないぐらい良いですよ。

 

大学病院は教育環境や設備投資も定評があるのでね。

もし将来的に転職をする場合も、問題なく他に移れるはずです!

 

より規模の小さい病院に移る時には、受け入れてもらいやすいんですよ。

いっくん
大学病院は全体的にポイントが高い! 

2位:国立病院、公立病院

「国立病院、公立病院」は大学病院の次に高給与が望めます。

どちらも年間賞与は「4カ月」が普通で、定期昇給は数千円~。

 

国立病院

・30代までかなり低いが、ベテランになれば高給与。

国立病院は待遇的には安定して良いです。

20代の頃は基本給を含めてかなり低いけど、しっかり着実に定期昇給が見込めます。

 

定期昇給とは違った昇給もあって・・・

公務員と同様のシステムとして「俸給表」が存在して、数年に1度ガツンと給与が上がります。

 

役職者にならないと、俸給表が途中で頭打ちになるシステムもありますけど。

普通にしていれば年功序列でどんどん給与は上がっていきます!

 

・転勤があるのがマイナスか?

国立病院は転勤があるのが最大級のデメリットですね笑

 

たとえば、国立病院は「国立病院機構:関東ブロック」みたいな感じで・・・

採用試験の時点で広範囲のエリアでの採用となってます。

 

なのでその範囲内で転勤が発生する可能性があります!

 

例えば「東京医療センター」からの転勤で、群馬にある「高崎総合医療センター」に配属になったり。

頻繁には起こり得ないけど、そうなったらキツいですよね。

いっくん
転勤の可能性があるのはちょっとマイナスかも!

公立病院

・同じく公務員的な給料アップ!

公立病院は「地方公務員に準ずる給料」になってます。

 

医療職としての公務員の給料は高いのか気になると思いますけど・・・

地方公務員の給料は医療職より行政職の方が高いです笑

 

市役所本庁でまったり働いてる人よりも少ない給料ってのは、ちょっと意外ですよね。

 

ちなみに地方公務員の給料は、市役所のホームページに掲載されてる場合があります!

「医療職の俸給表」の欄を見れば、基本給などが載ってますよ。

いっくん
自分が住んでいる市のホームページを調べてみましょう!

・赤字経営で「民間譲渡」する可能性あり?

全国的にみて公的病院は赤字経営が多い傾向にあります。

 

それでも国立病院に関しては、国が責任を持って存続させる方向に頑張りますけど・・・

公立病院の場合は、自治体によっては経営を維持できないケースがあります!

 

そうなると将来的には経営を「民間の医療法人」に移譲するかもしれない。

実際に全国各地で、経営再建を謳って民間に譲渡する動きは進んでるのでね。

 

公立病院は自治体レベルでの判断なので、いつ移譲が決まるかは分かりません。

そういった可能性は考えておくべきです。

いっくん
公務員じゃなくなる可能性がある?!

・移譲しても即リストラは考えにくい。

1つ言えるのは、移譲されてもスタッフが「クビ」になる事はほぼないです。

 

基本的にはスタッフはそのまま働いて、運営母体だけが民間医療法人に変わる感じですね。

でもその時には給与体系はもう公務員じゃありません・・・!

 

新しい医療法人の給与規定に従うことになるので、年収は間違いなく大幅ダウンします。

いっくん
特にベテラン層の下がり幅はハンパない。

そう考えると国立病院に比べて、職場としての安定性は劣ります。

 

3位:社会保険、共済系病院

社会保険、共済系の病院も、現状は給与水準が高いです。

 

どちらも年間賞与は「4カ月」が普通で、定期昇給は数千円~。

こちらも「俸給表」が存在して、数年に1度のスパンで給与がガツンと上がります!

 

運営母体のルーツに国や役所が絡むところは、基本的に給与は高いのでね。

しかし近年の傾向として、上に書いた公立病院とまったく同じ境遇にいます笑

 

赤字体制から抜け出すために、病院を民間に移譲する流れがあるんですよ。

 

しかもこっちは、数年前から実際に民間移譲の動きが進んでいます。

今は高給与が望めていても、今後この状態が長く続くとは言えませんね。

 

4位:有名な民間病院

民間病院は給与差が激しい

民間病院は、施設によってかなり落差が激しいです・・・!

民間病院はそれぞれに独自の給与規定があるので。

 

その中でも高待遇を狙うなら「知名度のある有名民間病院」をおすすめします。

年間賞与が「4.0~5.5カ月」ぐらいで、定期昇級が年間5000円~8000円ぐらいの施設があります!

 

有名どころの施設を狙うべき

より良い待遇を求めるのであれば、有名どころの施設を狙うべきです!

 

例えば・・・

超有名な総合病院として、東京の「聖路加国際病院」や千葉県の「亀田総合病院」とか。

甲状腺疾患に専門特化した「伊藤病院」とかね!

 

こういった有名民間病院はまず間違いないところだと言えます。

ライバルが多いから入職するのは難関ですけど、待遇面では平均以上が望めます!

いっくん
有名だからといって、必ずしも待遇がいいわけではないけど笑 

5位:その他の民間病院・クリニック

最後は普通の「民間病院やクリニック」です。

民間病院は、基本的に1位~4位までの医療機関よりは給料が低いです。

 

さらに、覚えておいて欲しいのは・・・

民間病院やクリニックの中には、一定数の「ブラック病院」が紛れてるってこと。

 

つまりは「給与体系がエグい」「福利厚生が全然ない」とかね。

まだ見る目が備わっていない新卒の就職先にはお勧めしません!

 

それでは普通の病院と、ブラック病院について説明していきます。

 

普通の民間病院

待遇は施設によってもホントにまちまちですけど。

 

定期昇級の相場感としては、年間3000円~7000円ぐらいですね。

年間賞与は4カ月の施設が多くて、パッとしないけどそんなに悪くも無いです。

 

問題はこの次です・・・

 

ブラック病院

ブラック病院は、定期昇級が年間1000~2000円ぐらい。

 

年間賞与も他の施設が4ヶ月分以上あるところ・・・

ブラックでは「1.5~2.5カ月」といった感じです。

 

給与って通常は「基本給18万円にプラスで調整手当がいくら」っていうスタートですけど。

ブラックなところは基本給12万という驚愕の金額に、調整手当を付けて総額20万ぐらいにしてる病院もあります!

 

基本給が安すぎるところは、かなりリスキーな病院だという事が分かります。

同じ民間病院でも、施設によってこれほど差があるのはけっこー怖いですよね!

 

求人票をしっかり見て、ブラック病院を見抜けるように!

ちゃんと求人情報を調べておかないと、ブラック病院にひっかかります。

 

もし求人票を見てて大事な情報の記載がない施設があれば、そこもブラックの可能性を疑うべきです。

病院にとって隠したくなるような不都合な事実があるって事ですから笑

 

ブラック病院に気付かずに入職したら後悔するので、しっかり頭に入れて選んだ方がいいですよ。

 

いっくんのまとめ

今回は、臨床検査技師の給与についてでした。

 

給与が上位に来るのは「大学病院」や「国公立、社会保険系の病院」です!

運営母体の基盤がしっかりしてる施設ほど、高待遇が望めるってことですね。

 

ちなみに検査技師の需要と供給は、供給が上回ってる状態なので・・・

今後も待遇改善は期待できません。

 

だから最初の就職先選びが大事になってきますよ。

これから就職を控えてる方は参考にしてみて下さい!

臨床検査技師の「仕事内容・就職情報・年収」について!【まとめ】

2017年5月5日