【介護の仕事】知的障害者の「弄便や便を食べる行為」が発狂しそうなレベルでムリ。

どうも!いっくんです!

私はかつて知的障害者の入所型施設で働いてました。

 

そこで一番しんどかったのが「うんこが大好き」な利用者さんがいたことです笑

仕方ないこととは分かってても、食便や弄便は見るのもキツかったですよ。

 

当時の凄まじい状況をお話ししていきますね!

 

知的障害者施設で、うんこが大好きな利用者がいた。

かつて知的障害者の更生施設で働いていた。

私はかつて「知的障害者の入所型施設」で働いていました。

 

施設って色んなパターンがありますけど・・・

そこは入所型なので、利用者さんはみんなそこで暮らしてました!

 

利用者の年齢層としては「20代~60代」くらいの男女です。

私はそこで男性利用者への「食事やお風呂」といった日常的な生活の介助をしてましたよ。

 

施設での仕事できつい事はたくさんあったけど、その中でも「利用者さんの便」が自分には耐え難かったです笑

 

施設では弄便(便いじり)や便を食べる行為は珍しくない!

施設の利用者さんの中にはうんこが大好きで「弄便(便いじり)」や「便を食べる」のが日課な方がいました。

 

私が所属してた男性利用者のフロアには、1人だけじゃなく3人ぐらいそういう人がいました!

福祉にあまり関わりのない人からすれば、けっこーカオスだけど・・・

 

福祉に携わってる人からすれば「そんなの珍しくないじゃん!」って思うるはずです笑

痴呆の高齢者や知的障害者の方にはこういう趣向の人は多いですよね。

 

今回話していくのは、特に酷かった50代ぐらいの自閉症の男性利用者です!

 

便を食べたり、壁に塗るのが大好きな利用者さん笑

この利用者さんは、暇があると肛門に指を入れていじっていました。

 

1日に1~2回、大量のうんちを「部屋や廊下の壁」に塗り広げてましたよ。

何の抵抗もなしに便をそのまま食べちゃうので、口の周りが常に茶色く汚れてました笑

 

指先や爪の間には、時間が経って乾燥したうんこがこびりついてて超汚いしね。

いっくん
 わたしは食便する利用者さんはホントに苦手でした・・・!

弄便をする利用者によってメンタルを追い詰められた

弄便で精神を追い詰められていく笑

私たちスタッフは、便をいじるのが大好きな利用者さんのケアをするべく存在してるのでね。

 

便をいじってるのを発見したら「入浴介助」と「部屋の清掃」をすることになります!

もうとにかく後処理が大変で大変で・・・

 

たまたま「うんこ漏らしちゃった!」ってくらいなら、一度綺麗にすればいいから楽だけど。

この利用者さんはせっかくシャワーに連れて行っても、半日も経てばまた「うんこだらけ」っていうエンドレスモードです笑

 

しかもその利用者さんは意思疎通が難しくて、本人はそれが大好きでやってるので叱っても意味がない。

 

キレイにすると殴られる理不尽さ。

便いじりに気付いた時は、その利用者さんをシャワーに連れてきますよ。

その間に他のスタッフが、うんこだらけの部屋の壁や床を綺麗にします笑

 

精神的にきついのは掃除じゃないです!シャワーに連れて行こうすると全力で抵抗されるんです笑

うんこだらけの利用者から殴られるので、もうマジで地獄みたいな感覚でしたよ。

 

自力でズボンを脱げないようにする案も出たけど・・・保護者から「かわいそうだからやめてください!」の一言でダメになったし笑

いっくん
こんなのどうすればいいんだよ笑?! 

うんこはもちろん付着します。

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当時は友人から「そんな仕事してて、うんこ付いたりしないの?」ってよく聞かれましたよ。

 

いやいや何言ってるんですか・・・そんなん当たり前で付くに決まってるでしょうが!

 

入浴介助の時にはゴム手袋や入浴介助用の前掛けは付けるけど、シャワーを完了するまでの過程でめっちゃ抵抗されるしね!

結局はうんこだらけの利用者と取っ組み合いになるんです笑

 

汚物まみれの爪で顔とか引っ掻かれるし、介護現場ってホントに「3K」職場だと実感しました。

 

ちなみに仕事に行った時には毎回上下とも着替えて、帰りがけに洗濯してました。

うんこだらけの服は持ち帰りたくなかったし笑

 

堪忍袋の緒が切れる。

今のやりとりからも分かる事ですけど、精神的にかなりきついです。

私はうんこの件が「半日に3回繰り返された」時にはついにキレました。

 

「うんこを撒きちらされる→お風呂介助→部屋掃除」の流れを、3時間おきに3回も繰り返したワケです笑

いっくん
さっき綺麗にしたばっかなのにまたやったの?!マジでいい加減にしろ! 

って本気でイライラしました。

 

仕事中だといっても怒りが込み上げてきて、なんとか自制してぐっと抑え込みましたけど。

「菩薩」並の寛容さがないと、心が破壊されます笑

 

弄便を振り返って感じること!

当時はみんなの悩みのタネでしたね。

あの状況をなんとかしたいとは思いつつも、どうにも出来なかったし。

 

きっとこの記事を読んだ人はこう思うはず・・・!

「もっとスタッフの数を増やせばいいんだよ!」

「根気強く反復学習させれば、やめてくれるんじゃない?」

「保護者にもっと理解を得られるように努力すべき!」

コレはみんなとっくに検討してるんです笑 それでもムリなの。

 

思考が停滞してるように聞こえますね笑

この中で一番実現可能性が高いのは、保護者への理解を得て対策を講じることでしたけど・・・

「強制的におむつにして、ズボンを自力では外せないようにする」という案は否定されてしまいました笑

 

今あの時を振り返って思うのは・・・

「やっぱり施設の仕事は精神的にキツ過ぎるから、限界が来るのは時間の問題だな」ってことですね。

 

いっくんのまとめ

今回は、知的障害者の「食便や弄便」についてでした。

 

介護福祉系では、利用者さんの「食便や弄便」って避けては通れないものです。

人間が便を食べたりする姿を見るのはホントに不快だし・・・もはや動物的な姿にさえ映ります。

 

こういった現状は簡単に変えられないし、「本人の自由にすべき」か「周りが強制的に止めるべき」かの判断が非常に難しい。

少なくとも一緒にいるだけで心身ともに削られていくので、大変な経験でした。

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