【臨床検査技師】生理(心電図、エコー、肺機能、脳波)検査担当の1日。

どうも!いっくんです!

 

私は病院で働く臨床検査技師です。

私は生理機能検査部で働いていたことがあります。

 

「生理検査で働きたい!」って思っている人は、仕事の流れが気になると思うので!

1日どんな流れで過ごしていたのか、私の働いてる病院で簡単に説明しますね。

 

生理機能検査(生理検査)の仕事の流れを知りたい方へ!

生理機能検査とは?!

私は病院で臨床検査技師として働いています!

 

病院で色々な検査を担当してるのが臨床検査技師ですけど・・・

病院の臨床検査部門って、大きく分けて3つあるんです!

 

検体検査部門生理検査部門病理部門って感じですね。

 

それぞれの部門で検査室が分かれてて・・・

臨床検査技師がそれぞれの検査を担当することになります!

 

ここでは生理検査に絞ってお話しします!

生理検査は「心電図や超音波(エコー)、肺機能、脳波、神経など人間の生理的な機能の検査」ですよ。

 

検体検査ってモノに対する検査ですけど、生理検査は直接人に対して行う検査です!

 

生理検査の仕事の流れが知りたい方へ!

特に今現在学生で臨床検査技師を目指してる人とかは・・・

生理検査の現場の流れってけっこー気になるはずなのでね!

 

まあ「施設の規模」や「診療科の多さ」で検査体制は違うので、一概には言えませんけど。

 

そこそこ大きい総合病院で働く私の一日で説明していきますよ!

毎日どんな感じで仕事をしてるか参考にしてください。

 

生理機能検査の1日の流れ!

私が生理検査を担当していた当時の1日を書いていきますね。

急性期の忙しい病院でしたけど、この頃のルーチンはこんな感じです!

 

8:00 出勤

多くの病院の出勤時間は8時30ですけど、私は毎日8時に出勤していました。

 

8時30っていうのは、あくまで遅刻にならない最低限のラインなので・・・

社会人なら普通はちょっと早めに行くものですよね笑

 

職場に着いてからは検査機器の電源を入れてスタンバイ状態にしていきます!

 

基本は前日のうちに予約検査はズラッと把握しているので。

あとは外来と予約の患者さんが来るのを待ちます!

 

他の検査と違って、生理検査は患者が来てから業務スタートって感じなのでね。

いっくん
スタッフもけっこー始業時間ギリギリに来る人もいましたね笑

ちなみに日勤の仕事が始まるまでに・・・

当直明けスタッフから夜間帯の心電図とかの引き継ぎもします!

 

8:30~12:00 午前の仕事

8:30になると外来がスタートして、患者さんがどんどん来ます!

 

病棟からも予約検査の患者が看護助手に連れられて来て・・・

検査室の忙しさがピークを迎え始めます。

 

「心電図、エコー、呼吸機能、脳波、神経伝導速度、ABI」などの検査をこなします!

医師の指示通りで順番に行いますけど、急患が間に入ることもあるしね。

 

ちなみに心電図検査は、生理検査の中では検査件数がダントツで多いですからね。

心電図を取る部屋は複数あって、流れ作業的にどんどん撮っていきます!

いっくん
午前中はけっこーバタバタして忙しい! 

エコー検査は検査が終わってから検査所見を書くからけっこー時間がかかるしね。

 

それ以外にも「呼吸機能検査、脳波、神経伝導速度、ABIなど」の検査が入ってくるので。

各検査で担当が決まってたので、それぞれが分担してこなしていきます!

 

ちなみに男性の技師はセクハラ問題にならないよう、若い女性患者の検査は控えるようになってますよ笑

 

12:00 休憩

お昼頃になったら、休憩を1時間挟みますよ!

 

私が経験した検体検査や病理部といったところとは違って・・・

生理だけはしっかり1時間休憩に入れました笑

 

みんな交代交代でお昼に行く感じでしたよ。

 

13:00 午後の仕事

お昼になると午前よりも患者さんは減るのでね。

どこの病院でも午後の方がゆとりがあります!

 

午前と同じように、ひたすら患者の検査を行います。

 

16:00~17:00 検査センターに外注検体を渡す

夕方になると、外注先のスタッフが検体を回収しに来ます!

病院はほぼ100%、自施設でできない検査項目は「検査センター」に外注するんですよね。

 

基本的には検体検査がお世話になってますけど。

生理検査からも「ヘリコバクターピロリの呼気試験」とかで、外注を依頼するのでね。

 

そこの会社の集荷スタッフが検体を回収しに来るので、外注検体を預けます!

 

17:00 終業業務

外来が終わっていれば、終業業務に入りますよ!

生理検査は基本的には夕方にはガラガラになってました。

 

もちろん外来が長引けばそれだけ残ることになりますけど・・・

検体検査みたいに、各検査担当者がぞろぞろ残る必要はないのでね。

 

生理なら2人ぐらい残ってれば、心電図やエコーは回せます!

 

外来終了してからは検査室を清掃して整理して・・・

翌日もスムーズに働けるように準備とかもしておきます!

 

みんなが帰ったあと、夜間帯に出る心電図検査などは当直者に頼む感じです。

いっくん
基本的に残業は少なくて、定時で上がりやすい部署でした。

17:00以降 委員会活動

どこの病院でも「委員会活動」があります!

つってもこれは月に一度開催とかで、毎日あるわけじゃないんですけどね。

 

私も委員会で「ICT」や「医療安全」をやってましたよ。

そういった委員会活動って各部署から選出されるのでね。

 

みんなが来れる時間帯に開かれるので、17:30~とかっていう時間設定になりがちです。

もちろん委員会に向けて資料を作ったり調べ物したり・・・

 

翌日には委員会活動の内容をみんなにフィードバックしなきゃいけないので。

複数かけ持ちしてた時はけっこーな負担でしたね笑

 

1日の流れはザッとこんな感じでしたね!

いっくんのまとめ

今回は、生理検査担当の1日の仕事の流れでした。

 

生理検査は他の検査部門と比べると、ゆとりをもって働ける環境でした。

 

でもここは対人スキルが凄い重要なところなのでね。

高齢者の人は、耳も聞こえにくいし理解力も下がってたりするし・・・

 

頑張ってわかりやすい伝え方を工夫することになります!

私はけっこーコミュ力低いので大変でした笑

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