【肺がん】遺体の病理解剖で、喫煙者のドス黒い肺を見た!

どうも!いっくんです!

 

私は病院で臨床検査技師として働いています。

仕事の中で「遺体の解剖」とかもするんですけど。

 

喫煙者の真っ黒になった肺を初めて見た時は衝撃を受けました!

もともとタバコ嫌いな私が、さらに嫌いになりました!

 

今回は遺体解剖で感じたことを書いていきますね!

 

肺がんの怖さをみんな分かってない!

私は病院で働く臨床検査技師です!

 

「タバコ=肺がん」って、もう小学生でも知ってる事ですよね。

でもこれだけ世の中に喫煙者がいるってことは、やっぱりタバコの怖さが伝わってないんだと思います。

 

ちなみに、誰もが一度は「肺がんのポスター」って見たことありますよね?

学校の保健の授業でも見せられるし、保健室の前とかにも貼ってあるようなやつ笑

いっくん
肺が真っ黒な写真のことね! 

ああいうのを見ると、人ってその瞬間はタバコを吸う気が減退するでしょうけど・・・

1日経ったら忘れちゃうんですよね笑

だからみんな色んな所で注意を受けても懲りずにタバコを吸い続けてるワケです。

 

「将来こうなるかもしれないよ!」って脅されても現実感が全くないんでしょうね!

結局、自分が当事者にならないと分からないってことです。

 

遺体解剖の仕事で「肺がん」を目にする!

photo_3
出典:http://www.ntv.co.jp/bull/words/03.html

仕事で遺体解剖をやってた時のこと。

私は病院で働いているので・・・

病理検査」という仕事をする中で「遺体解剖」もしてましたよ!

 

どんな感じか簡単に言うと、ドラマにもなってた「フラジャイル」や「アンナチュラル」の世界観ですね。

病理専門の医師である「病理医」と一緒になって・・・

患者さんの臓器や組織にがんがあるかどうか調べる仕事です。

 

ちなみに遺体解剖は、入院中に亡くなった方の死因を究明するためにやってたんですけど。

病理医と臨床検査技師の2人で・・・遺体からそれぞれの臓器を取り出していくワケです!

 

遺体解剖中に、タバコで真っ黒な肺を目撃した。

出典:http://toxicosis.net/wp-content/uploads/2014/06/img-lungs.jpg

まだ解剖に入った間もない頃の話ですけど。

ある日の遺体解剖で、かなり酷い肺がんを目にしました。

 

いつもの流れとしては・・・

まず病理医の先生が刃物を片手に臓器を取り出していって、検査技師がそれを受け取って重さを量るって感じだったんですけど。

 

先生から渡された肺を見て衝撃を受けました!

摘出する順番と部位からして間違いなく「肺」ではあるんだけど・・・

色はどす黒くて、委縮してて形はいびつ。触った時の質感(硬さ)も不自然!

 

普段見てた肺とは全然違うんですよ!

他にも肺がんは見たことはあったけど、それとは比較にならないインパクトでした。

 

思わず病理医の先生に「え?!肺がんでこんな事になっちゃうんですか?」ってアホな質問しちゃったぐらい笑

先生は「ああーそうだね。でもこの患者さんの肺は特に汚いかもね」ってサラッと言ってたけど。

いっくん
有害物質を肺がフィルターとして濾し取ってたんだな・・・

そう一目で感じるぐらいの汚さでした。

 

肺がん患者の生の肺を見て確信した。タバコは絶対ダメ!

実際に目で見た時の衝撃はデカい。

この方は多臓器にがんが認められましたけど。

直接的な死因は「肺がんによる呼吸不全」でした。

 

タールで汚れきってくたびれた肺を見た時に・・・

いっくん
「タバコは吸っちゃダメだ!」って、心の底から思いました。

それまでは「肺がんで肺が黒くなる」とか、漠然としたイメージでしかなかったけどね。

実際に遺体解剖で肺がんを見た時の衝撃は忘れられません。

 

「百聞は一見に如かず」っていうけど、コレこそ喫煙者に見せてあげたいです。

「生々しい色合い、血の臭い、異様な弾力感・・・」

 

どれだけタバコが人体に害があるのか、五感で焼き付きますからね。

その光景は忘れることもないし、恐怖として刻み込まれるはず笑

 

きっとトラウマになってタバコは吸えなくなります。

 

どうにか頑張ってやめてください!

禁煙を決意したなら、禁煙の成功率を高めるアイテムを使うのはアリだと思いますよ。

 

せめて周りに被害を出さないように、ニコチン配合のガムとかを使って・・・

自分1人だけニコチンを摂取してください笑

 

タバコってマジで毒なので、出来るだけ早くやめましょうね!

アレン・カー (著), 小野 綾 (監修), 桐ヶ谷 ユウジ (その他)

 

いっくんのまとめ

今回は、遺体解剖中に肺がん患者の肺を見た話でした。

 

もともとタバコは嫌いでしたけど、病院で働き始めてより一層嫌いになりました!

一般の方は実際に肺がんを目で見ることはできませんけど・・・

 

こういった話からでもやめるきっかけになったら嬉しいです。

タバコの怖さを認識してやめてくださいね!