無精子症の男性不妊手術「TESE」とは?精巣から精子を回収する日帰り手術について詳しく解説!

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

 

無精子症と宣告を受けて、TESEの手術を検討している方へ!

手術がどうやって進行するかなど、イメージできずに不安な方も多いと思うので・・・

 

不妊治療のクリニックで勤めていた私が「MD-TESEの日帰り手術」や「手術の前後1カ月の流れ」を分かりやすくまとめます。

現場でしか分からない内容となっています。すべての医療機関が同じ流れではないですけど、参考にしてみて下さい!

 

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【今回の目次】

TESEってどんな手術なの?

TESEは無精子症の人が受ける手術!

私は不妊治療のクリニックで勤めていました。

男性不妊の検査を受けに来た患者さんの中には、精液検査の結果「無精子症」だと診断される方が一定数います。

 

無精子症は精液中に精子が出てこない状態ですけど・・・

無精子症の患者が妊娠を目指す場合には「TESE(精巣内精子回収術)」という手術が推奨されます。

 

これは文字の通りで精巣の中にある精子を取り出す手術です!

精子って精巣の中の「精細管」っていう組織で作られてるんですよ。

 

射精した精液中には精子がいなくても、おおもとである精巣内には精子が存在する可能性があります。

手術で精巣を切り開いて、ダイレクトに精細管を採取して精子を見つけるのがTESEという手術です。

 

TESEの手術は日帰りが主流!

この手術は「日帰り」と「入院」で行われています!

昔は入院での手術が主流でしたけど、今は日帰り手術が頻繁に行われてます。

 

入院手術は全身麻酔をするので数日間は入院が必要ですけど・・・

日帰り手術は局所麻酔なので、手術が終われば歩いて帰宅できるのがメリットです。

 

不妊治療で数日会社を休むのは現実的に難しいと考える人が多いので、日帰り手術を希望される人が多いですね。

局所麻酔なので最期までずっと意識のある状態で進みますよ。

 

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TESEの手術は、2つのパターンがある

TESEの手術には、大きく分けて2パターンがありますよ。

通常の「TESE」と、顕微鏡を使った「MD-TESE」です。

 

①TESE:精子の通り道に異常がある場合

精子の通り道に異常がある場合にはTESEが適用となります。

精巣ではしっかり精子が作られているけど、射精して体外に送り出すまでの通り道がダメになってるケースのことです。

・精巣から精子が運ばれる管である「精管」が詰まってるケース。

・精管から先の通り道である「精嚢」が無いケース。

こういったケースは「閉塞性無精子症」と言われていて、TESEをすれば、ほぼ100%精子が回収できます!

 

②MD-TESE:造精機能が極度に低下してる場合

精子の通り道にはまったく問題ない場合の無精子症もあります。

これは「非閉塞性無精子症」と呼ばれ、精子を造る機能そのものが極端に低下してるケースですね。

 

非閉塞性無精子症の場合には、TESEをしても精子がいるケースは50%ほどで、残りの50%には精子が認められません。

 

普通のTESEでは精巣を切り開いたあと、医師が目で見て精細管の太そうなところを探していきますけど・・・

非閉塞性の無精子症の場合は精細管組織そのものが細くなっていて、肉眼じゃ違いが分からないレベルです。

 

より太い精細管の方が精子が作られている可能性が高いので、それを見分けるために手術用の顕微鏡が使われます。

それがMD-TESEと言われるものです。途中までの手順はTESEと一緒だけど、探す時に顕微鏡を使ってより長い時間をかけるのが特徴です。

 

それでも非閉塞性無精子症の場合は、手術をしても精子がいるとは言い切れないのでね・・・患者さんは強い不安を抱きながら手術を受ける事になります!

 

費用について!

不妊症の治療って女性に限らず男性でもお金がかかります。

保険適応での手術かどうかでも負担は変わってきます。

 

通常のTESEの手術では少なくとも20万円以上はかかるところが多いです。MD-TESEになると30万以上はかかってきます!

さらに精子を凍結するのにもお金がかかって・・・さらに10万前後はかかると思った方がいいですね。

 

値段はピンキリですし、クリニックのHPを見れば治療費用って必ず書いてあるのでチェックしましょう!

 

日帰り手術当日は、トータル2~3時間で帰れますよ!

日帰りTESEの手術時間は、施設にもよりますけど「通常のTESEで1時間」「顕微鏡を使ったMD-TESEなら2時間ぐらい」です。

そして手術が終わったら、1時間くらいベッドで横になってもらいます。

 

手術後は「出血は止まってるか?」「血圧が高過ぎたり、低過ぎないか?」「痛みは大丈夫か?」といったポイントをチェックします。

最終的に医師がチェックしてOKが出たら帰宅になります!

 

手術を受ける時は誰だって不安に感じると思います。

この日帰り手術は多少の痛みはあるけど、人によっては手術後にそのまま仕事に行っちゃってるぐらいです笑

 

手術が決まってから、当日までの流れとは?!

TESEについて看護師から説明を受けます

不妊治療の専門医から「TESEにチャレンジした方が良さそうですね」って言われたとします。

 

実際に受けるかどうかは別として、スタッフから手術説明を受ける事になりますよ!

パートナーも診察に付いて来ていれば、ぜひ一緒に聞いた方が良いです。

いっくん
その方が聞き漏れも少なくて済むしね! 

手術説明の内容がどんなものかというと・・・

「TESEについて」

「手術の効果」

「手術前の検査」

「手術当日の流れ」

「抜糸や消毒」

「凍結精子の扱い」

一通り説明が終わったら最後に「手術同意書」を渡されますよ。

同意書は説明されたその日に書くものでもないので、自宅に持ち帰って家族と相談して納得できればサインをしましょう。

 

もし説明を受けてる時に、分からない事があったらスタッフに聞いた方が良いですよ!

手術について質問するのは後でも出来るけど、一番ナチュラルに聞けるのはこの時ですからね。

 

後々の不安を取り除くためにも、家に帰ってから「あれ?これってどういうことなんだろ?」ってならないようにしましょう笑

 

手術が決まったら手術前検査の予約を取ります。

手術を受ける事が決まったら「手術前検査」の予約を取ることになります。

 

手術前には基本的な検査として心電図や血液検査などを受ける必要があるんですよ。

血液検査では「貧血じゃないか?」「血の止まりやすさは普通か?」「肝臓や腎臓の状態は良好か?」といった事を調べます!

 

手術の時にはメスや電気メスを使って、皮膚や筋肉を切り開いていくので少量ですけど出血します。

もし血液が全然止まらない患者さんだと、止血が大変だったりするので笑

 

この検査結果を見て手術を受けて大丈夫な状態かどうか判断するために手術前検査をやるワケです!

よっぽど異常があれば手術が出来ない場合もありますけど・・・この手術でそんな患者さんは見たことありません笑

いっくん
身体への負担が少ない手術だし、検査結果でNGが出る方はいませんでした。

手術前検査は手術予定日に近いタイミングで行う!

ちなみに手術前検査って、いつ受けてもいいわけじゃないですよ。

 

もし「手術の半年前に受けたいです!」って言ってもそれは不可です。

できるだけ手術予定日に近い時期に検査をして、直近の状態を知りたいので。

 

検査から手術までの期間が開きすぎたら、その検査結果は参考にならないと言えます。

いっくん
手術1カ月前から、手術1週間までの間に受けるのがベスト! 

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TESE(精巣内精子回収術):当日の流れやポイント!

手術当日は受付してから手術室へ!

手術当日は受付を済ませたら、しっかり本人確認した上で手術室に案内します。

 

体温や血圧の測定をした上で、看護師からいくつか質問を受けることになります。

「今の体調はどうですか?」

「薬を使ってアレルギーとかが出た事はありませんよね?」

手術前の体調をしっかりチェックした上で手術室へと入っていきます!

 

手術室に入ったら服を脱いでもらって、上は半そで(点滴があるため長袖はダメ)で、パンツを抜いでもらいます。靴下は着脱どちらでもOK。

手術部位の消毒をするまで股間はタオルで隠してもらってOKですけど、ここからずっと下は裸の状態です。

 

手術開始すると、長くて2~3時間はトイレに行けなくなるので、手術準備の前におしっこはしておきましょうね!

 

血圧や体温を測定してから、点滴を入れます!

服を脱いだら手術台の上に寝てもらいます。スタッフはどんどん準備を進めていきますよ!

 

まずはバイタルの測定として、体温と血圧を測ってコンディションを確認します。

そして続いて点滴を入れていきます!

点滴の中身は生理食塩水ですけど、ここに抗生物質も入れて感染症が起こらないように対策していきます。

 

もし手術中に万が一急変した場合には、点滴のルートから薬品を追加投入する事もできますし。

いっくん
まあ急変するような手術ではないですけどね笑

剃毛(ていもう)していく!

次にやるのは「剃毛」です。

手術するところのソケイ部の陰毛をシェーバーで剃っていきますよ!

 

基本的にTESEって一度に片側の精巣しか手術しません。

事前にどちらの精巣をTESEするかっていうのも決まってますけど・・・手術をしてる最中に、予定とは反対側の精巣を開くことになる場合もあります!

 

そうなる可能性も考えて、手術で支障が出ないように陰嚢すべてとその周囲の毛をシェーバーでスタッフが綺麗に剃りますよ。

いっくん
女性スタッフが剃る時には、お察しの通り反応しちゃう患者さんが多い・・・!

手術部位の消毒を受けます!

みなさん「ヨードチンキ」って見た事ありますかね?

独特な臭いのする茶色っぽい消毒剤で、例えるならガラガラうがいする時の「イソジン」がそれです。

 

昔は一般的にもポピュラーな消毒として使われていましたけど、今でも医療機関での消毒に使われています。

アルコール消毒と違って痛みや刺激が少ないのが特徴です!

 

剃毛した後の手術部位を中心として・・・「臍の下から太もも」まで、広範囲にイソジンで消毒していきますよ!

たっぷりの塗り広げたら乾くまでしばらく待ちます。

 

乾くと「ひんやり冷たくなる」ので、寒かったらスタッフに言って空調を調節してもらいましょう!

 

手術前の最終準備!

そして手術前の最終準備に入ります。

 

腕には血圧計が巻かれます。

これは決められた時間ごとに自動で血圧測定する設定にされてるので、手術中も何分か置きに測定されますよ!

 

指先にはパルスオキシメーターという器具が付けられ、体内の酸素が足りてるかどうかをこれでチェックします!

いっくん
手術は体調の変化をちゃんと確認しながら進むのでご安心を!

また、手術中には電気メスを使用していくのでね。

安全に通電させるのに必要となる対極板という板を、肩の下に敷かせてもらいますよ。

 

TESE手術の流れはこんな感じ!

医師が登場して手術スタート!

いよいよ医師が手術室に入ってきて手術が始まりますよ!

 

手術は大原則として「無菌的」に行われなければいけません。

肉体にメスを入れるワケですから、感染を起こさない様に手術に立ち会うスタッフは清潔操作を意識します。

 

医師が帽子とマスクを装着して、手~肘までしっかりと洗った後に滅菌された手術用手袋を装着します!

そして清潔に保たれた手術機材を使って手術スタートです!

 

皮膚に麻酔を打っていく!

まず最初に患者さんの身体の上に「ドレープ」という清潔な青い布をかけます。

(患者さん曰く、これをかけられた時に手術されてる感が出るらしい笑)

 

そしてソケイ部に「キシロカイン」という麻酔を打っていきます!

実はこの麻酔をする瞬間がけっこー痛くて、針を刺した時の痛みと、麻酔がじわっと浸透する痛みがあります。

いっくん
この痛みは防ぎようがありません笑

ちなみに、キシロカインの麻酔効果は1時間以上はあります。

少しずつ効果が弱まるので、もし途中で痛みが出てきたら足してもらいましょう!

 

日帰り手術は局所麻酔なので、最期までずーっと意識のある状態で進んでいきます!

 

メスと電気メスで切開していく!

痛みを感じなくなったら皮膚をメスで切開していきます!

皮下組織まで達したら、電気メスに持ちかえてさらに切開していきます。

 

電気メスを使う時には「ジージー・・・バチバチ!」って感じの音がするのでびっくりするかもしれません笑

いっくん
ジージーは「通電」した時の音で、バチバチいうのは組織を「焼き切る」時の音!

ちなみに電気メスは切るだけではなく、モードを変えれば止血もできる便利なアイテムです!

 

TESEの手術ではメスを使って陰嚢を、電気メスを使って精巣を包む膜を切っていきますよ。

 

精巣が出てきたら、硬い膜を切開していく!

陰嚢を切り開くと内側に精巣があるので、それを体外にグリッと押し出します!

 

精巣の外側にある「白膜」という強靭な膜を切って、目当てである精巣組織(精細管)が見える状態にしましょう。

ちなみに切る瞬間はちょっと痛いです笑 神経が通ってるので麻酔をしていても痛みを感じやすいんですよね。

 

手術中に痛いのは「最初の局所麻酔」と「白膜を切る時」だと思って下さい!

もし痛かったら「痛い!!」って叫んでくれれば、スタッフが追加で麻酔をしてくれますよ。

 

追加の麻酔は最初と違って全然痛くないし・・・なにより「思ってたより全然痛くない!」っていう方が多いので、そこは安心していいと思いますよ!

 

培養液が入った容器に精細管を採取!

あとは精巣組織の一部である精細管を、ピンセットでつまんで取り出していきます。

精細管はやわらかい組織なので引っ張ると簡単にちぎれます。

 

通常のTESEでは精巣を切り開いたあと、医師は目で見て精細管の太そうなところを探します。

「より太い精細管の方が、精子が検出されやすい」とされているので、出来るだけ太いところに狙いを定めて、ピンポイントで採取する感じです。

いっくん
精細管は一気にごっそり採取したりはしません。

精巣が大きければある程度の量を採取できますけど・・・もともと精巣が小さい場合には、精巣組織そのものが無くなっちゃうしね!

 

そしてMD-TESEの場合は、医師は顕微鏡を使って太い精細管を探します!

非閉塞無精子症では精細管は細いものがほとんどで、肉眼的には細いか太いかの鑑別が難しいので顕微鏡を使うワケですね。

 

とれた精細管は大体10個ぐらいの容器に分けていきますよ。

 

検査技師が顕微鏡で精子がいるかどうかチェック!

採取した精細管を①~⑩まで容器で分けたとして、そこから精子を探し出すことになります。

 

実際に精子を探すのは検査技師の役目で、顕微鏡で精子がいるかチェックします!

番号で分けるのは、「医師の見立てが合ってるか」を確認するためです。

 

医師が「精子が作られてそうだと思った精細管」の見立てと、「実際にその箇所に精子がいたか」のチェックをしてるワケですね。

 

医師と検査技師がその作業を反復していく事で、経験的に精子の検出率が上がっていきます。

だから何も考えずに一気にまとめてゴッソリ採取するのは、適切じゃないんですよ。

 

ちなみに採取した「①、③、⑤、⑦、⑨」しか精子が見つからず・・・「①、⑤、⑨」は精子がたくさんいて「③、⑦」はごく少数しかいなかったとしましょう。

TESEでは最終的に精子が見つかれば組織はすべて凍結保存するので、少ないのと多いのを混ぜる事で精子量が均一になるようにします。

 

手術中に精子が見つかれば、その場で教えてもらえる!

もし精子が発見されればその場で報告されます!「精子認められました!」って感じでね。

すぐに見つからなかった場合は、念入りに再チェックします。

 

そこで見つかれば精子は凍結保存されますし。

もし再チェックでも見つからなければ・・・残念ながらその時のTESEでは精子は回収されなかったという事になります。

 

また医師の方から、今後の治療方針を話されるはずですよ。

 

必要なだけ精細管が取れたら、縫合していきます!

精細管を取り終えたら、まずは精細管を包んでいた「白膜」を縫合していきますよ!

ここで使う糸は時間をかけて体内で吸収されるので心配いりません。

 

組織を取った後は、精巣を包む膜を縫合していって元通りにします。

それから陰嚢を縫合すれば手術は終了です。

 

ここで使う糸は後日に抜糸しにきてもらいますよ!

 

手術後は安静にして様子を観察します

手術が終了したあとは、1時間くらいはベッドで横になってもらいます。

手術箇所にはガーゼをして上からしっかりテープで止めます。出血とかが無ければOKです!

 

ちなみに手術部位の周りのイソジンは、スタッフが綺麗に拭いて落としますよ。

1時間経った頃に体調が問題ないかチェックします!血圧にも変化が無くて患者さんも大丈夫そうであれば点滴を抜きます。

 

痛みのコントロールをして帰宅!

手術が終わってからけっこー痛みを訴える人は多いです。

 

それは当然っちゃ当然のことで、最初にやった麻酔がちょうど切れてくる時間なんですよね。

痛みが強い場合には、痛み止めの「ロキソニン」や、痛みが強い時には「座薬の痛み止め」を投与しますよ!

 

手術後数日間は止血のために「サポーター」を履いてもらいますけど・・・

これはかなりタイトな作りの、ピッチピチなパンツです笑

これを履かないと内出血が進行して「青アザ」になる可能性があるので、違和感があってもしっかり履きましょう!

 

医師が最終チェックして、問題無ければ帰宅できます。

 

精子が見つかった場合は、凍結保存されます!

精子が回収できていた場合には、精子はすぐに液体窒素で凍結されます!

そして体外受精か顕微授精をするタイミングで、この凍結精子が使われる事になります。

いっくん
精子が見つかれば「体外受精」や「顕微授精」で妊娠を目指すことになる!

どこの施設でも凍結精子の保存期間は数カ月ほどで、延長する場合は追加費用が発生しますよ!

液体窒素って気化してどんどん量が減っていくので、これを足すのに費用がかかるんですよ。

 

凍結精子の扱いなどに納得で来たら、同意書にサインをしてもらいます。

 

手術した後の生活はどうなる?気になる痛みは?!

手術後は日常生活はOK、でも安静に!

手術が終わった後は、「激しい運動」はしないようにしましょうね。

 

例えば「筋トレ」とか「重い物を運んだり」とかね。

普通に考えて、傷口に負荷がかかりそうなことはしないで下さい笑

 

でも「日常動作は問題ない」のでね!階段の上り下りや家事をするのはOKです。

 

あと患者さんには「当日は仕事は休んだ方がいいと思います」って伝えますけど・・・

いっくん
けっこーな割合で患者さんは言うこと聞きません笑

「午前中に手術、午後に仕事」って感じで、ムリする人が普通にいます笑

でもそれはマネしない方がいいです、さすがに手術当日はゆっくりすべきですよ。

 

ちなみに当日は風呂には入れませんがシャワーはOKです!

 

手術後の痛みってどうなの?!

手術直後は手術部位に打った麻酔が効いてますけど。

ベッドで安静にしてもらってる間に麻酔も切れてきますからね。

 

痛みは個人差もありますけど、手術してから数日間は「痛みや違和感」が続くのでね。

痛み止めを処方するので、うまくコントロールしていく感じです!

 

み薬としては「ロキソニン」を出すことが多いので、これを飲んでもらいます。

ロキソニンを飲んでも、さすがに手術当日は痛いはずなので・・・そういう時には座薬の痛み止めを使うと即効で効きます!

 

基本は最初の1日目を「飲み薬と座薬」で乗り切っちゃえば、後は平気みたいですけどね。

 

TESEの翌日以降はどうなる?!

手術翌日には消毒に来てもらいます

手術した翌日にクリニックに行きますよ!

そこで傷口の状態のチェックして消毒を受けましょう。

 

これは超大事なので、都合を調整して必ず受けましょうね!

 

時間は5分もかからないです。待ち時間がどの程度かは分かりませんけど笑

もし何か疑問があったら、この時に先生に質問しましょうね。

いっくん
くれぐれもドタキャンだけはしないように!傷口が化膿しても知りませんよ・・・ 

1週間後ぐらいに抜糸します

1週間後に抜糸となります!こちらも消毒した上でハサミで糸を切っていきます。

糸を切る時は若干チクって痛みます。時間としては10分かからないですよ!

 

後日、凍結精子を受け取りに来る!

患者さんが凍結精子を使う事になった際には、受け取りに来てもらいます。

 

凍結精子は郵送ができないんですよ笑

これをどうやって運ぶかというと、重さ10kgの精子の入った液体窒素入りタンクを患者さん本人に持って行ってもらいます!

 

タンクに精子が入ってる時はもしもの事があるといけないので、厳重に対応してもらいます。

基本的に移動は車を使ってもらうのを勧めていますよ。

 

タンクは中身を取り出した後は、郵便で返却するのは大丈夫です!

 

いっくんのまとめ

今回は、「TESE」の手術前後の流れでした!

 

TESEの手術って、男性にとっての急所である精巣を切り開くものなのでね。

手術を受ける前は恐怖は相当なものみたいです。

 

それに閉塞性の無精子症ならほぼ100%精子は取れますけど、非閉塞性の場合だととれない可能性もある。

精子がいるって言い切れないのに手術を患者さんに勧めるのも心苦しくはあります。

 

不安が多い手術ですが、当日の流れがイメージできればその不安感も減少できるかと思います。

精子が発見できれば、奥さんの妊娠に向けて進んでいけるので・・・不安に負けずに頑張ってもらいたいと思います!

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2018年3月25日