【尿検査】採尿したいけどおしっこが出ない!そんな時の対処法とは?

どうも!いっくんです!(@ikkun_blog

 

みなさん尿検査って受けたことありますよね?

学校検診でもやるし、病院で受ける検査としてもポピュラーです。

 

医療現場でよく起こるのが、患者さんのおしっこがとれないっていう問題です笑

今回は、おしっこが出なくて困っている方に向けて書いていきますね!

 

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病院で尿検査のために採尿が必要!

診察前に尿検査をする

私は病院で臨床検査技師として働いています!

 

病院で行われる検査の中でも、尿検査はポピュラーです。

腎泌尿器系の疾患や状態を調べるのに有用な検査ですからね。

 

尿検査は基本的に診察前に行われる検査になります。

つまり尿検査の結果が出てから、医師が診察するって流れです。

 

特に泌尿器科を受診する患者さんは、ほぼ100%尿検査があると思ってOKです。

 

検査のために尿を採取してもらう

尿検査用のおしっこを採取する必要があるんですけど。

 

尿検査において採取すべき尿量は「25cc」です。

その根拠はまた後で説明しますね。

 

わたしが採血室のスタッフだった時は、患者さんに尿の採取の仕方とか説明してましたよ。

・「出始めのおしっこは捨てて、中間部分の尿をとりましょう」

・「尿コップのこのラインまで尿を採取してくださいね!」

患者さんが理解してるのを確認してから、尿検査用のコップを手渡してました。

 

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尿検査用のおしっこが出ない!

患者さん対応をしていて、よくあった問題が・・・

「おしっこが出ない!」っていう患者さんがけっこー多いんですよね!

 

患者さんの言い分としてはこんな感じです。

「尿検査あるの知らないから、もうトイレ行っちゃったよ!」

「緊張しておしっこ出なくなりました・・・」

「我慢しきれなくて、さっきしてきちゃいました笑」

理由は何であれ、おしっこ出ないっていうのは日常茶飯事のやりとりでしたね。

 

検査用の尿が出ない時の対策とは?

水をたくさん飲む!

尿が全然出ないことには、尿検査も進められないのでね。

 

そういった患者さんがいた場合、とにかく水を飲むように勧めますよ!

ペットボトル1本ぐらい飲んでもらって、少し椅子で休んでから採尿をチャレンジしてもらいます。

いっくん
お水を飲んで、おしっこが溜まるまでイスに座っててください!

糖分を含んだ飲み物は検査に影響を与えるのでダメで、飲んでいいのはあくまで水だけです。

 

水を飲み過ぎると尿が薄まって検査結果に影響を与えるって考える人もいますけど・・・

適度に飲む分にはまったく問題ありません。

 

短時間で2ℓとか大量に飲まなければ大丈夫です!

 

緊張をほぐすと出るかも?

患者さんはみなさんデリケートです。

 

病院に来てすぐだと、尿コップを渡しても緊張でおしっこがとれなかったりします。

すぐに出そうと思うと、プレッシャーで出なくなったりするんですよね!

 

トイレで後ろに人が並ぶと出にくくなる感覚に近いと思います笑

 

「おしっこは溜まってるはずなのに、なんか出ないな・・・」

って時には、イスにでも座ってリラックスしてから採取するといいですよ。

 

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どうしても出ない時は病院スタッフに確認!

一般的な検査項目なら10㏄で足りる?

尿検査に必要なおしっこの量は、施設ごとに決められてます。

 

現状ほとんどの医療機関は25ccを目安にしてますけど。

実際には一般的な検査項目であれば、こんなになくても検査できるんですよね。

 

検査項目が「尿定性&沈渣」だけなら最低量として10ccあればOKです!

だから尿が少ししかとれなくても、自己判断で捨てちゃわないでくださいね。

 

追加検査の有無で、必要な尿量が変わる。

じゃあ何で25cc以上とれって言われるのかというと・・・

あとで「外注の検査」や「細胞診」など、追加検査が依頼されるケースがあるからなんです。

 

最初から多めに25ccぐらいとっとけば、後で患者さんに追加でとってもらわずに済むって話。

追加検査があるかどうかは、尿検査の結果をみてから医師が判断します。

 

少ししか取れない時は、スタッフに確認!

少ししか取れない場合は、スタッフに確認しましょう!

 

もし医師に「追加で検査は出さない」って確約を取ることができれば・・・

尿は最低量のままで検査ができるので。

 

尿をとれるだけとった後は、スタッフ経由で医師に確認してもらうのが1番確実です。

 

尿検査をする立場として思うこと!

ちなみに私は、尿検査を担当するスタッフでもあります。

 

以前は尿の取り直しとか、容赦なく頼んでました。

「尿量が規定より少ないから、検査結果に支障をきたします」って感じでね笑

 

その頃は患者さんの負荷をイメージできてなかったんです・・・!

「異常を見逃さないためには厳しさも必要!」っていう大義名分の元で、検査を優先してました。

 

検査技師にありがちなタイプですけど、検査の精度ばかりに目が向いててよくなかったなと反省してます。

 

おしっこが出ない時って患者さん本人も苛立ってるし、安易に取り直しを要求するのはよくないです。

患者さんも時間的な都合があるだろうし、診察は早く終えたいはず。

 

それが分かるようになってからは、尿量が少なくてもできるだけ検査をやってあげるようにしてます!

 

いっくんのまとめ

今回は、尿検査のためのおしっこが出ない場合についてでした。

 

医療現場で「尿検査あるけどおしっこ出ない」ってことは日常茶飯事です!

理由も色々なので、仕方ないケースもありますしね。

 

でもぶっちゃけ検査技師としては、早く検査して結果を出したいし・・・・

患者さんも、待ち時間が長くなるのは不快なのでね。

 

互いにスムーズにいくように歩み寄りが大事です。

「患者さんは水を飲んで少しでも出す努力」を、「検査技師は少ない尿でなんとか検査を」って感じですね!

 

ちなみに、採血の取り直しについてはこちらを参考に。